最新BMWの廉価版から最高峰まで、カーマニアが乗りまくってわかったこと
K:だからイチオシがM240iクーペだったんですね!
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職人:なにしろ今や希少なマニュアル車だし、直6ターボですし。BMWの命はエンジンですから!
MJ:まだ買ったこともないのに偉そうに……。
職人:BMWは世界最高の直6メーカー。今日乗ったのもまさにシルキーでした。なめらかに吹け上がって目茶気持ちいいし、速かったです。
MJ:不覚にも俺もコーフンしてしまったよ。コンパクトでパワフルなMTのクーペ。交差点でドリフトしたくなるね!
K:それじゃ女子にモテません。
MJ:いまさらどうやってモテろっってんだ!
職人:男たるもの、この悦びは死ぬまでやめられません。死ぬまでセックスじゃなく、死ぬまで駆け抜けたいです。これで走り出したら、青春時代に戻ったかのような気持ちになって、アドレナリンがボーボー出てきて……。
K:老いらくの恋みたいですね。
MJ:まあ値段見たらあきらめるだろうけど。631万円だもん。オプションが乗って700万円オーバー。乗り出し約800万円かあ!?
職人:750万円ほど予算オーバーです(笑)。
MJ:俺はフェラーリ持ってるからBMWにそっちは求めない。イチオシはX1のディーゼル、18dだ。
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K:一転、癒されました。こっちのほうがモテると思います。
MJ:ただし今回乗ったのは4WD。走りはFFのほうが軽快でいいな。今やBMWはFFに限る!
K:BMWはFRに限ります!
職人:お値段は?
MJ:468万円(18d xLine)にオプションが乗って524万円。乗り出し約600万円!
職人:さっきのと大差ないですね。ならM240iクーペだな。

【BMW M240iクーペ(MT)631万円】コンパクトボディーに340馬力の3リッター直6ターボエンジンを搭載。高性能スポーツモデルM2に比べて乗り心地がよくMTモデルもあるため、元走り屋のオッサンにはピッタリ。まあ、危ないのでドリフトをかますのは脳内だけにしてほしいですが
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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