更新日:2017年12月29日 15:10
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今肉系大フィーチャーの第52回駅弁大会! 駅弁の世界にも「肉ブーム」が到来!?

毎年大好評の佐賀牛駅弁がまたまた進化!

 一昨年(https://nikkan-spa.jp/781181)昨年(https://nikkan-spa.jp/1026592)と佐賀牛ブランドを全面に押し出し、新作を発表し続けている「佐賀牛弁当」。九州駅弁グランプリ3連覇中の調整先による今年の新作は「佐賀牛ロースステーキ&カルビ弁当」(佐賀県 佐世保線 武雄温泉駅/1998円)だ。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1272004

佐賀牛ロースステーキ&カルビ弁当

 お値段、昨年比8円と、インフレ傾向に歯止めはかかったものの、やはり高額な部類に入る1998円。昨年はサーロインステーキと赤身ローストビーフだったが、今年は佐賀牛のロースステーキとカルビ肉が鎮座する。  この駅弁は大行列で待つことおよそ20分。並んでいる間、実演販売のブースの鉄板で焼かれていた肉に大いに食欲を刺激されたが、そこで目にした厚切りカットのロース肉のステーキがどんと器の半分を占領していた。その横にはタレで艷やかに輝いたカルビ肉。こちらも負けじと「肉まみれ」である。

ロースステーキ肉は驚くほどジューシー

 「艶さし」と呼ばれる霜降りの厚切りステーキは、冷めていてもしっかり脂の香りと味がする逸品。柔らかい肉の繊維を噛むと、じわっと肉汁が湧いてくる。塩とコショウのシンプルな味付けで十分に楽しめる肉の味。さすが佐賀牛と言わざるを得ない。隣のカルビ肉もしっかり厚く、しっかりと肉の味。辛めの特製ダレがさらに食欲を刺激する。

佐賀牛ロースステーキ(左)と佐賀牛カルビのコントラスト

 昨年のサーロイン弁当と比べて「さし」が少ないので赤身の味がしっかりとする。最近の赤身肉ブームをも捉えた見事な逸品、中年にさしかかり、脂が苦手になってきた記者にとっても、ペロリと感触できる見事な一品だった。  駅弁記者は明日以降も会場に出没し、注目の味、鉄板の味、隠れた逸品、珍品をレポートします! 取材・文・撮影/駅弁記者(参加=10年連続15年目)
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【第52回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会】
1月12日(木)~24(火)
京王百貨店新宿店7階大催場
午前10時~午後8時 ※18(水)は午後5時、24(火)は午後6時閉場
http://info.keionet.com/shinjuku/ekiben/index.html
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