更新日:2017年03月09日 22:03
恋愛・結婚

「ムード作りする男」と「強引な男」、女はどちらに身体を許すのか?

相当無理なタイプじゃない限り、断らない

 また、こんなエピソードも。  都内のシステム会社で事務職として働く26歳の女性二人組は、今年1月に開かれた日本橋にある有名不動産会社に勤務する20代男性との飲み会の様子をこう振り返る。 「男女2対2で飲んでいたのですが、お店を出た途端いきなり、君は俺と一緒ね、と肩を抱かれました。友人はもう一人の男性に手を引かれてタクシーへ。結局、私は女の子の日だったので帰りましたが、友人はお持ち帰りされました。  今まで付き合ってきた男性やエッチをした男性は、カラオケやバーなどで少しためらいながら肩を抱いて、手を握って、髪を撫でて…という段階を経てホテルに行くパターン。  でもその彼は、飲み会の最中一度もそういうそぶりを見せず、解散のタイミングで突然私の手を握り、タクシーに誘導しました。  考える暇も無くタクシーに乗ってしまったので、女の子の日でなければそのまま流れでホテルに行っていたかもしれませんね。その時点で断るとしたら、ワキガとかハゲとか、相当無理なタイプでないとないと思う」  あくまで一事例に過ぎないが、彼女たちの体験談からも分かる通り、体育会出身者の中ではある種独特のセックスプロセスが構築されているようだ。  むろん、こうした戦略は「ただしイケメン(またはハイスペ男性)に限る」という反論もあるだろう。また、ムードやステップを踏まずに行動に出る手法は、時に暴行として女性からとらえられるリスクもある。  しかし、男性の草食化が進行するなか、先に登場した女性二人組からは、「さりげないボディタッチをするなどの小賢しいテクニックもどきを使うくらいなら、直球でガツンと誘ってほしい」という意見が出ており、女性の中にはその唐突さや多少の強引さに惹かれているケースも少なくないようだ。  ケースバイケースだが、肉食系王者の口説き方を参考に、時にはこのような戦略を取り入れるのもアリかもしれない。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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