ASKA独走インタビュー「僕は最終的に音楽を否定されるのが嫌なんです」
YouTubeでの新曲公開、新レーベルの立ち上げ、ニューアルバム『Too many people』の発表――昨年12月19日、不起訴処分が決定して以来、自身のブログで精力的に情報発信をしてきたASKA。この度、様々な憶測を呼んできた「なぜ、尿をお茶にすりかえたのか?」の真相を含んだ告白手記『700番 第二巻/第三巻』が出版される。
本書は昨年1月に公開し、数日間で500万PVの反響を受けたブログ「700番 第一巻」を受けての続編という位置付け。<すべてを納得して頂けるはずです。>とブログで主張するとおり、勾留中の警官、検事とのやりとりの詳細が、一字一句漏らさぬ精密な描写で書かれている。出版の意図と制作秘話。そして現在、ASKAは何を見て、何を考えているのか。本人を直撃した。
――不起訴から今日に至るまで、芸能マスコミ、特にネットメディアが今、一番動向を追っているブログがASKAさんのブログだと聞きます。
ASKA 今日も出てましたね。(※取材日の1月23日、過去にUFOを見た体験をブログに書いたことに対して「ファンから心配の声も」という記事がニュースになっていた)「世間が面白がればいい」という理屈だけで、僕のブログを素材に記事を構築してしまう。今、何を書けば面白いかといえば、僕を病気にするのが一番面白いんです。本当は笑って読むくらいの度量がなくてはダメなんでしょうが……。もはや、一部メディアは締め出さないといけないのかもしれませんね。
――著しく正確性を欠いたり、著作権無視で転用を繰り返して記事を制作していた情報サイトが休止するなど、特定のメディアについて、問題視されています。
ASKA:僕が再逮捕されたとき、大半のマスコミは「クロ」と断じました。不起訴になったから言うわけではないのですが、世間の人が当たり前のように真実だと受け取っていたメディアのあり方について、一石を投じたのではないかと感じています。大量に供給される情報について、深く探求したり考えたりすることをせず、文字面だけを眺めてイメージを持つのが世間です。もちろん、これは僕も含めた人の習性なので、いつの時代も変わりませんが……。

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『700番 第二巻/第三巻』 強制入院、二度目の逮捕から不起訴へ――。過去に覚せい剤を使用したことで、発言のすべてが妄想・病気扱いされてきた、国民的アーティストによる完全書き下ろし。 「やっと語れる時がきた」 ![]() |
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『Too many people』 【ASKAコメント】お待たせいたしました。ASKAです。書きためた50作品の中から、選りすぐりの13曲を発表しました。ぜひ、楽しんで頂きたく思います ![]() |
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