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山尾議員に見る芸能人よりも許されない政治家不倫の理由【コラムニスト木村和久】

木村和久の「オヤ充のススメ」その179 ―

 最近、不倫の話を書きすぎて、飽きているのですが、また性懲りもなくネタが出てくるから困ったものです。何ゆえ不倫騒動はなくならないか、その根源的問題も含めて、検討してみたいと思います。

 民進党を離党した山尾志桜里元政調会長のダブル不倫騒動ですが、これはタレントの不倫よりも、非難されるべきだと思います。なかにはあれだけ有能な議員だから反省した上で第一線で活躍して欲しいという意見もあり、どうやら次期衆議選に無所属で立候補する意向を示しているようですが、ダメなものはダメでしょう。

 何故ダメかというと、アメリカ合衆国大統領すら不倫スキャンダルになったことがあるからです。42代米国大統領のビル・クリントンは実習生のモニカ・ルインスキーさんと不適切な関係となり、訴えられて窮地に立たされました。最終的には弾劾裁判までかけられ、オーラルセックスをして葉巻を不適切に使ったという証拠を出されています。弾劾はされませんでしたけど、ほぼ死に体になりました。

 アメリカもジョン・F・ケネディ大統領の頃はまだ大らかでマリリン・モンローをホワイトハウスに呼んで、楽しいことをしていたらしいじゃないですか。

 クリントン時代でダメなら、もっとモラルを求められている現代はなおさらいけないと思います。これは芸能界にも言えることで、昭和の大スター時代は芸能人、映画スター礼賛の雑誌しかなかったから、何をしても話題になりませんでした。

 これが写真週刊誌ができ、SNSが発達して誰もがスマホで写真を撮ってアップできる1億総監視社会では、なおさらでしょう。より高度に自らを律して行かないと、どこから矢が飛んでくるかわかりませんからね。

 さらに非正規雇用者が増え、年金制度も崩壊しつつある昨今、将来に対する漠然たる不安を持つ層が増えています。しかも給料は上がらず、生活も最低ラインギリギリで生きている。最近眞子さまと小室さんが、めでたくご結婚というお話で持ちきりですが、その小室さんが最近買った本が話題となっています。それは「月たった2万円のふたりごはん」という本です。あくまで参考で買ったと思われますが、元皇室の新婚家庭が月2万円で食費をやりくりするというのだから、ジ~ンと来ますよね。

 それに引き換え、山尾氏の事務所では地球を何週分も走るほどのガソリンを使ったとの疑惑が持ち上がり、税金を無駄遣いしているとか。山尾氏とて9歳も年下のイケメン弁護士とホテルのダブルルームで政策協議したって、本当は「性策競技」じゃないのって疑ってしまいます。

 能天気に、幹事長内定のお祝いをワイン持ち込みでホテルで交際相手とやったというから、笑うしかないです。せめてホテルはスイートルームにして打ち合わせとして使ったと逃げるか、弁護士の男性側も自分も部屋を取ってて、宿泊は別だという小細工もしてません。ほんと山尾さんは「脇も股も甘い」。突っ込みどころどころ満載です。

 庶民感覚からしてみれば、芸能人や政治家は十分社会で成功して富も名声もあるのだから、さらに家庭を持ちながら、愛人を作るのはやり過ぎでしょう。そこまで調子をこかれては困ると、世の中の人は思っているようです。

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なぜ不倫騒動はなくならない?

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