エンタメ

宮根誠司だけじゃない! “隠し子”が発覚した芸能人

山田孝之

 いまやCMに映画・ドラマなど、男くさくアジのある演技に定評のある俳優・山田孝之。だが、かつては隠し子が報道され、その勢いにブレーキがかけられたこともある。お相手はタレント・モデルの女性。当時の山田は23歳。映画『電車男』が大ヒット。現在トレードマークのヒゲもなく、さわやか系で売り出し中だったが……。  “隠し子”報道を認め、家庭と仕事の両立に対して折り合いがつかなかったことを理由に結婚を避けたという。山田はその後、一般女性と結婚している。

市川海老蔵

 かつて世間に衝撃を与えたのは歌舞伎役者の市川海老蔵ではないだろうか。小林麻央と結婚する以前、隠し子の存在を『女性セブン』にスクープされたのは彼が若かりし頃、約15年前の2003年だった。騒動による会見も開かれた。女性側からお腹に子どもがいること、産みたい旨を打ち明けられると、市川は「僕はまだ結婚は考えられませんが、それでもいいですか?」と返したという。すると、女性がこれを了承。市川は「すべての責任をとります」とした。  とはいえ、1997年には市川染五郎、2011年には片岡愛之助の隠し子がスクープされている。歌舞伎の世界では珍しくないのかもしれない!?

アーノルド・シュワルツェネッガー

 アクション映画で一時代を築いたハリウッド俳優のシュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガー。かつてカリフォルニア州知事も務めた。ジャーナリストのマリア・シュライバーと結婚していたが……。2011年、州知事を引退する際に隠し子の存在が発覚。なんと元家政婦との間に子どもが産まれていたというのだ。これを聞いた妻の心中は穏やかではなかったはず。その後、別居状態となった。

河合我聞

 俳優のみならず、料理の腕前を活かしてラーメン屋を開店させた経験もある河合我聞。1998年、23歳の頃に隠し子騒動で世間を賑わせた。なんと、イケメン俳優として人気絶頂だった18歳の頃には、すでに子どもが産まれていたというのだ。

 浮き沈みの激しい俳優という職業。「安定するまで入籍は控えようと思った」とのことだった。相手の女性とは、騒動の翌年に結婚。第二子も産まれているが、2011年に離婚している。近年、テレビに出演した際にその顛末が語られる場面もあった。尚、ふたりの息子(沙羅、竜跳)もイケメン。現在、芸能界に入り俳優として活躍している。そんな2人の息子との日々を綴ったブログ「お父さんの日記」が近年ネットで話題に。息子への愛を感じる心温まる話が好評で、宝島社から書籍化もされている。

加勢大周

 トレンディ俳優としてCMやドラマなど一世を風靡した加勢大周。2000年に一般女性と結婚するも、その直後に元カノとの間に4歳になる子どもがいることが発覚。結局は離婚に至った。その心労が影響したのか定かではないが、のちに大麻や覚せい剤など薬物に手を染め、2008年に逮捕。芸能界を引退することになった。

芸能界の複雑な事情は察するが…

 各人が結婚に至ることができなかった理由は様々だろう。不貞行為は許されないことを前置きしたうえだが、これは業界の“裏”での出来事。隠さなければならないほど、およそ一般人には理解できない複雑な事情が絡んでいたに違いない。  とはいえ、今回の宮根誠司の一件をはじめ、相手の女性や子どもの側からすれば、“愛人”や“隠し子”というレッテルが心に傷を負わせてしまう可能性もある。いかなる理由があれ、イメージダウンは避けられないのかもしれない。誠実な対応が求められる。 <文/山田門八>
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