更新日:2022年12月30日 10:20
エンタメ

峰なゆか、倉田真由美、鈴木涼美がだめんず体験を激白「貯金を数百万円抜かれた」「親に出演AVを送りつけられた」

女子会は情報共有・すり合わせの場

 休憩を挟んで後半に入ると、トークはさらに赤裸々な方向に舵が切られる。「モテと自我」「女子会と下ネタ」「アラサー女と不倫」など『アラサーちゃん』でも鋭く描かれてきた女性の本音や、『おじさんメモリアル』に登場した中年男性の滑稽さに深くフォーカスしていくトークが続いた。
「モテと自意識」

『アラサーちゃん』を背景に「モテと自意識」について話す4人

 峰さんと鈴木さんが共通言語を持っているのに対し、異なる意見や価値観を示す倉田さんだったが、話しているうちに、世代差を踏まえたお互いの価値観に理解を示していく様も興味深かった。  既婚者男性との不倫について、女性が妻から慰謝料請求される可能性をふまえ「一発300万円と思えば何もいいところはない。100回やったとしても1回3万だよ」(峰さん)、「キムタク(レベルのイケメン)とか?」(鈴木さん)とデメリットを示し、「私は不倫はぜったいお金とった方がいいから、(愛人業をやっている)その子達のやってることはまだ意味がわかるんだけど、ピュアラブ不倫みたいなのは全然メリットないじゃんって思う」と話す鈴木さん。 峰なゆかさんと鈴木涼美さん 一方、倉田さんは「メリットとかじゃないから。好きな男とつきあいたいっていう“普通の気持ち”があるじゃん?」と訴えてみるも、あまり届かない様子。とはいえ、「だから不倫は汚れてるように見えるけど、逆で打算がない人が多い」と鈴木さんが見解を示し「私は本妻願望が強いから2番目はいやだから、不倫は萌えない」という恋愛観を話すと、倉田さんは納得したようだった。  トークテーマ「女子会と下ネタ」について話す中で、女子会は情報のすり合わせや共有ができる場であり、下ネタを詳細に話すのも、その一環なので良いことだという見解が出たが、異なる意見の共有という意味で、今回のトークはからずもその良さが垣間見えたのではなかったか。

男性の生態に共感と叫喚

 「細部に神は宿る」と鈴木さん自ら語ったように、峰さんと鈴木さんが過去にすれ違ってきた男性の驚くべき生態が細かなディテールとともに披露されると、倉田さんと観覧席の女性からは共感と叫喚が相まったリアクションが相次ぐことに。  終盤には男性誌で女性が発信し続けるうえでの各々の考えが語られるなど、まさに「女性の生き方」について、縦横無尽に語られた2時間はあっという間にエンディングを迎えていった。  最後には「久しぶりに刺激的な話をたくさん聞いて、体温が2度ほど上がった気がする」と倉田さんが総括。金曜日の渋谷に詰めかけた男女にとっても忘れられない濃厚な一夜となったはずだ。
大盛況サイン会

トークの後のサイン会は長蛇の列となった。

<取材・文/日刊SPA!取材班 撮影/難波雄史>
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