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なぜ「ビールには枝豆」なのか?身体にいい酒+つまみの組み合わせ

 管理栄養士の川村郁子です。  関東地方は梅雨明けし、外でのお酒がおいしい季節になってきました。ストレス発散やコミュニケーションツールとして欠かせないお酒ですが、太る、悪酔いするなど、“体に良くないもの”というイメージがあるかもしれません。そこで今回、酒好き管理栄養士が「お酒と一緒に食べると良いもの」を紹介します。 ビールに枝豆

ビールの場合 「枝豆」でプリン体を排出

 ビールといえば気になるのが“プリン体”ですが、カリウムと一緒にとることで尿として排出されます。なので、カリウムを多く含む「豆腐、枝豆、生野菜サラダ」を一緒に食べると良いでしょう。ビールに枝豆という定番の組み合わせは、理にかなっていたわけですね。  また、ビールを飲む際は、血糖コントロールをするためにも、最初にサラダを食べましょう。逆に、脂質を多く含むフライドポテトや唐揚げなどは控えた方がいいですね。

ハイボールの場合 「カットレモン」は絞って飲む

 ハイボールは、ウイスキーに炭酸水を加えて作るお酒です。この場合、ビタミンCを一緒に摂取することでアルコールの分解を助けてくれます。「キャベツ、大根おろし、じゃがいも」など、ビタミンCを多く含む食材を一緒に食べましょう。 ハイボール 具体的には、居酒屋によくある塩キャベツや冷やしトマトと組み合わせるとよいでしょう。大根おろしがたっぷり入ったじゃこおろしも、オススメの組み合わせです。  また、ハイボールには生のカットレモンがついていますが、これもアルコールの分解という見地からすれば理にかなっています。しっかりと絞って飲みましょう。  ハイボールもビール同様、揚げ物と一緒に飲みたくなりますよね。しかし消化に負担がかかるため、食べるのであれば量を調整しましょう。
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ワイン、日本酒の場合は?
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