更新日:2018年09月03日 17:21
恋愛・結婚

妻や娘に虐げられるおっさんたち。暴言、無視は当たり前…家庭は安住の地ではない

安住の地のはずの「家庭」で虐げられるおっさんたち

クサイ・ダサイは序の口? 妻よりひどい娘の仕打ち

 父にとって、妻より愛おしい存在となる娘たち。だが、そんな親心を知らずして、彼女たちの振る舞いは、いつだって残酷だ。 「稼ぎが少ないので、子供に少しでもお金をかけるべく自分の服は我慢。すると、小学生の娘から『お父さん、ダサイから一緒に歩きたくない!』と言われ、泣きそうになった」(46歳・製造) 「『お父さんはクサイ』『お父さんの食事の咀嚼の音がクチャクチャうるさい』など、とにかくひどい発言が目立つ娘。成長期の女子にはよくあることだと平気な顔をしてスルーするが、内心本気で傷ついています」(48歳・介護)  父の威厳を保つため、表には出さない本音。だが、その裏で、おっさんたちの心は泣いている。 「5年間、海外勤務で単身赴任した後、日本に帰国。ようやく会えた中学生の娘は反抗期真っ盛りで、『また海外に行けばいいのに』『あの人が同じ家にいるのが嫌』など文句ばかり。小学生のころ、『お父さん大好き』と言っていた日々が懐かしい」(45歳・機械製造)  また、家庭から逃れるために、対策を講じる声も聞かれた。 「同居する義母は私にはいつもあたりがキツい。義母の影響を受けてなのか、最近、娘からも毎日暴言を吐かれている。30年ローンで手に入れたマイホームに住んでいるが、隣県にある実家に帰ろうか悩み中」(48歳・飲食) 「妻と娘が結託して、父親の自分を完全無視。単身赴任のほうがましなので、家族には内緒で転勤願いを出してます」(42歳・通信)  最愛の家族からの心ない言葉に、もはやその心はボロボロだ。おっさんの安息の地は、果たして地上に見つかるのだろうか。 <イラスト/西アズナブル アンケート/エコンテ> ― おっさんたちの#MeToo ―
1
2
【関連キーワードから記事を探す】