人気だけど災害に弱い街 「丘」「坂」「緑」のつく地名は危険!?
「“自由が丘”というのは、駅から離れた丘の上にある『自由ヶ丘学園』からつけられた名前。駅の周りには九品仏川緑道がありますが、これは川に蓋をして道にした“暗渠(あんきょ)”で、地形的には谷底の平野です。そのため大雨の際には浸水の恐れが大いにあるし、大地震の際も揺れやすい」
なんと取材中の8月27日、ゲリラ豪雨で自由が丘駅前が冠水。オシャレで好印象な“イメージ地名”にはくれぐれも要注意だ。
<人気だけど災害に弱い街>
1位 自由が丘
「丘」とは名ばかり。暗渠のある駅周辺は谷底
2位 久我山
低地&川沿い。大雨で大規模冠水が発生
3位 柿の木坂
「土地が欠ける」に由来。地盤の緩さに注意
4位 日の出
明るいイメージの地名は埋め立て地の可能性あり
5位 「緑」がつく街
高度成長期に新しくつけられた土地に多い名前
【地理空間情報ライター・ちずらぼ氏】
測量士の資格を持ち、地名と災害の関係性に詳しい。主な著書に『地名は災害を警告する』『首都大地震揺れやすさマップ』など
<取材・文/週刊SPA!編集部>
― もう二度と住みたくない[ヤバい街] ―
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