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観光客の増加で「環境破壊が大問題」なスポット10

環境破壊が大問題ワースト10

▼奥日光(栃木県)……野生のニホンザルが凶暴化し、観光客を襲う事故が頻発。地元民によると「昔はそんなに凶暴じゃなかったのに、観光客が餌付けしたことが原因」だとか ▼座間味島(沖縄県)……阿真ビーチは「野生のウミガメと泳げる」と世界的に有名に。しかしウミガメに触ったり、餌をやる観光客が後を絶たず、生態系への影響が心配される ▼富士山(静岡県・山梨県)……霊峰富士ではトイレ問題が深刻。「トイレのない場所で排泄した場合、排泄物は持ち帰りが鉄則。しかし野グソをして放置する登山客が増えている」(クライマー) ▼熊野古道(和歌山県ほか)……宇多田ヒカルがツイッターで絶賛したことで、若い観光客も注目し始めたが、「マナーの悪い観光客により、古道や自然環境が損壊しつつある」(地元住民) ▼竹田城(兵庫県)……「天空の城」として知られるようになり観光客が急増。周辺の土が踏み固められたことにより、「一本松」として親しまれていたアカマツが枯れてしまったという ▼西日本の某神社……鳥居にある行いをすると「幸福になれる」というデマが広がり、腐食や破損が進んで倒壊の危機。神社側は「名前を出すと被害が増えるので絶対匿名で!」 ▼斎場御嶽(せーふぁうたき)(沖縄県)……琉球王国の聖地で世界遺産である同地では、神聖な香炉に触ったり、聖域に踏み入る観光客も。「パワースポットなので、石を持ち帰る人もいる」(地元民) ▼奈良公園(奈良県)……シカにかまれる観光客が増加しているが、被害者の半数以上は中国人というデータも。「無理やり触ったり押さえつけたりする中国人は多い」と近隣住民 ▼奄美大島(鹿児島県)……LCC就航で’13年からの3 年間で観光客が120%増加。野生生物の生態系に悪影響が出ており、自動車と野生生物との交通事故「ロードキル」も増加中 ▼知床半島(北海道)……手つかずの自然が残るこの世界遺産では、ヒグマが人の生活圏に出没し始めて問題に。観光客が人の食べ物を与えたことで、クマが味をしめたことが原因だ ※順番は観光公害の大きさを示す順位ではありません。観光地への取材に加え、国内外の旅行口コミサイトの書き込み・ランキング、新聞やテレビなどの報道を基に情報をまとめたものです ― ニッポンの観光公害ワースト40 ―
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