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虐待された少女たちの“その後”…大人になっても苦しみ続ける日々

 次々と明るみに出る児童虐待。虐待を受けた過去を持つ人々に取材する中で、「何年たっても当時のことを思い出すと恐怖で息ができなくなる」と取材を断られることが多かった。それほど虐待は癒えない傷として人生に影を落とすのだ。心身に大きな傷を受けた少女たちは、その後どのような人生を歩むのだろうか。

OL

※写真はイメージです

虐待された少女の“その後”に迫る


 幼少期から高校時代まで、父親から虐待を受けていた有森美祐さん(仮名・26歳・広告)は、社会人になって親元を離れた今も、虐待の後遺症に苦しんでいる。

「父の気分次第で、服や勉強道具を浴槽に沈められたり、ガラスの灰皿を投げつけられました。人格を否定するような暴言も日常茶飯事で、『お前は何をやってもダメだ』『どうせうまくいかない』と否定され続けてきたせいか、今も自分に自信が持てません。

 自信がないから、仕事で意見を求められても何も言えず『ディスカッションにならない』といつも注意される。さらに少しでもミスをすると、『やっぱり私はダメ人間だ』と精神的に落ちるところまで落ちてしまう。父の言葉が呪縛となって、悪循環から抜け出せずにいます」

 美祐さんいわく「自己肯定感が低いので、認めてもらえないとすぐ精神的に不安定になる」らしい。

顔色ばかりを気にして疲れ果て


「いつも体じゅうにアザを作っていた」と語る三村結衣さん(仮名・31歳・飲食)も、虐待から15年近くたっても悩みは尽きない。

「嫌われないことが最優先なので、自分の気持ちは常に押し殺す。敵認定されないために相手に合わせてキャラを装ったり、ひたすら共感や肯定を繰り返して仲間だと思ってもらえるように頑張る。

 でも、顔色ばかりを気にして立ち回っているうちに疲れ果てて、自分がさらに追い詰められるんです……」

虐待の経験はその後も心を蝕み続ける


 虐げられてきた少女は、過剰に温もりを求めてしまうこともある。

「重いアームバーで殴られたり、息ができないくらいシャワーを顔面にかけられた」

 という経験を持つ女性(24歳・SE)は水商売の副業がやめられない。

「体を売る理由はお金じゃない。口先だけでも愛が欲しい」

 と声を震わせていた。

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一般人とは比較できない恐怖

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