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激安葬儀でトラブル続出。新卒女子が泣いて「私には納棺できません!」

 各TV番組や週刊誌が絶賛する“激安葬儀”。一般的な葬儀は約196万円かかるともいわれる費用が10万円~20万円の激安でできるという。しかし、調査してみると多くの落とし穴が!? 激安葬儀

激安葬儀業者のプランは必要最低限な葬儀すら困難に

 葬儀を行うのは激安葬儀業者ではない。実務を担うのは下請けの葬儀社。1級葬祭ディレクター・佐藤信顕氏が前回指摘したとおり、支払額の3~4割(激安葬儀業者Aの直葬プラン18万8000円の場合は約7万円)を激安葬儀業者が中抜きとあっては、果たして安心して葬儀を任せられるものだろうか? 「宣伝では亡くなってから連絡すれば、1~2時間で寝台車が到着するとあったが、実際は病院で7時間も待たされた」(50歳・自営) 「告別式のついた1日葬プラン(24万円)を利用。開始が朝8時からと早く、出棺が終わると『次がありますので』とすぐ追い出された。式の進行も終始、機械的で温かみがなく、親族が涙にむせんで会場を後にできないでいると、葬儀会社の人が面倒くさそうに舌打ちする音が聞こえた」(40歳・通信)  これらのエピソードからは時間的、金銭的に、下請け葬儀社に余裕がないことが伝わってくる。 「遺体はエンバーミングが必要なのに、担当者は『プロではないので故人さまの処理はできません』の一点張り。処置用の綿花を置いて去ってしまい、遺体は傷んでしまった」(55歳・運輸) 「納棺を任されたのが新卒の女性。『私にはできません!』と泣いて帰ってしまった」(47歳・証券)  人材難はどこも同じだが、最後の別れをいい加減にされては困る。 激安葬儀「告別式の男性司会者のシャツの裾が、ジャケットから飛び出ていて、不快だった」(60歳・旅行) 「葬儀社の若い人2人が、はしゃいで笑いながら、祭壇の準備をしてて腹が立った」(42歳・商社)  これらは常識以前の問題。一体、葬儀の場を何だと思っているのか。
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モラル破壊の起因は…
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