元書店員が見たトンデモ万引き犯。アダルト本を盗む中学生も…
―[店員が語る困ったモンスター客]―
多くの小売店が被害に頭を悩ます万引き。少し古いデータになるが、万引防止官民合同会議が2010年に発表した全国の年間万引き被害推計額は4615億円。これは2018年の山梨県の予算(一般会計予算)の4556億円を上回る。
当然、店側にとっては死活問題だが、万引き犯を捕まえても逆ギレするなど反省の色を見せない者も少なくない。数年前まで書店従業員として働いていた綾瀬智則さん(仮名・35歳)は、そんな万引き犯たちと対峙してきた人物だ。
中年女性が盗んだのは某新興宗教トップの著書
警察の前でも悪態をつく相手に内心怒り心頭だった綾瀬さんは、感情を抑えつつ彼女にこう言ったという。
「『市内にあるこの宗教の施設にあなたの万引き行為について報告させていただきます』と伝えたんです。そしたら態度をコロっと変えて、『お願い! それだけはやめてーっ!!』って。まさかここまで効果があるとは思いませんでしたが、あれは痛快でした。あとでお巡りさんには『やりすぎです』って怒られちゃいましたけど(笑)。でも、普通に考えれば信者ならお金を払って本を買うはずじゃないですか。教義の内容は知りませんが、万引きなんて働いたらそれこそ教えに反すると思うんですけどね」
「マンガを盗んだことにして」と泣きながら懇願する中学生
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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