恋愛・結婚

女子中高生と20代男性の兄活(アニカツ)が出現。タピオカで大喜びする一方…

女性側の考える兄活

 一方の女性は、どんな気持ちで兄活をしているのか。  東京で実家暮らしをする大学4年のカナさん(仮名・21歳)は裕福な家庭でバイト代をしっかり貯金する堅実な性格。「一人っ子なのでお兄ちゃんが欲しい」という思いもあったせいか兄活にハマっているという。 「相手の男性がツイッターで顔出ししていて、見た目がタイプだったので『一緒にお散歩しませんか』と私から誘いました。恵比寿でランチしてカラオケに行って、お小遣いとかはナシでした。くれるなら欲しいけど、お金を使わせるのも申し訳ない。高級なお店に連れていってほしいわけじゃないし、一緒にいるだけで楽しいので心の充足感が得られれば満足です」  まだ体の関係はないというが、手を繫いでデートをすることもあるそうで、健全で純粋な恋愛だ。  ヒロサンタ氏は「お金目当てのパパ活と違い、兄活は女のコも一緒に楽しんでいる。年上の男性と理想のデートをしてみたい、お兄ちゃんがいないので甘えてみたいという淡い夢を叶えられるのです」と解説。健全な兄活は、お互いにメリットがある関係なのだ。

兄活という名のもとで行われる援助交際

 青春ごっこを楽しむエピソードを聞くと、兄活は健全に思える。しかし、前出のヤスさんは誘惑にかられたこともあったと打ち明ける。 「カラオケに行ったら高2の女のコがいい雰囲気で体を寄せてきたので、ついキスとハグをしてしまった。これ以上はヤバいと堪えましたが、もとはデートだけの話だったのに女のコもまんざらでもない表情だったので危なかった」  カズさんに至っては、女のコから3万円などの高額なお小遣いをおねだりされ、体の関係になったこともあるという。  このように「兄活」という名目で若い男女が会い、18歳未満の女子中高生が性犯罪に巻き込まれたり、援助交際の入り口になっている現実も見えてくる。  清純そうな高校2年のマイさん(仮名・16歳)は「デートだけで、体を売らなくてもいいんだ」と兄活を知ったときのことを振り返る。 「人と話すことは嫌いじゃないし、体を売らなくても済むならそうしたい。だけどデートのみだと冷やかしが多くて、待ち合わせ場所に行ったのに約束した人が現れないこともありました。デートだけでOKする男性はあまりいないので、稼ぐためには体の関係をにおわせるしかなかったんです」  マイさんは過去に男性と食事をしてお酒を飲まされ、気づくとホテルにいてスマホを盗まれたことがあった。やはり危険と隣り合わせなのだ。この状況についてマドカ・ジャスミン氏は「兄活というライトな言葉がはやれば、抵抗感がなくなり援助交際が拡大する危険性は高い」と問題視する。  続いて、高校1年になったばかりのサナさん(仮名・15歳)は、中学時代に10人の男性と兄活で会い、5人に体の関係を持ちかけられ、2人と援助交際をした。 「中学生だとバイトはできないから、稼ぐ方法が兄活しかなかったんです。ご飯だけという約束で会えば安心だし、それ以上やるかは会ってから判断できるので都合がいいんです。28歳で会社経営者という男性と会ったとき、『3万円だと体の関係はムリ』と断ったのですが、5万円を渡されてホテルに行った。若さってお金になるんだと知りましたね」
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彼氏とセックス1万円。「タダでヤるのは損」
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