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ゼルダの続編、PCエンジン mini…世界最大のゲーム見本市E3の注目発表を一気に振り返る

今後ゲーム界を引っ張るビッグタイトルも発表!

『ファイナルファンタジーⅦ リメイク』 PS4/スクウェア・エニックス/2020年3月3日発売 『ファイナルファンタジーⅦ リメイク』の発売日が来年3月3日に確定。ストーリーを分割しての複数作展開で、1作目は「ミッドガル脱出まで」とのアナウンスがありました。  ストーリー的にはまだまだ前半ですが、それでもブルーレイディスク2枚組。クリアまではとんでもないボリュームになりそう。公開されたトレーラーを見ても、単なるリメイクには留まらない力の入れようが伝わってきます。また、『聖剣伝説3』のフルリメイク版『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』が2020年初頭に発売されるとの発表もありました。
『ELDEN RING』 PS4、Xbox One、PC/フロム・ソフトウェア/発売日未定  日本発のビッグタイトルとしてE3の目玉となったのが、アクションRPG『ELDEN RING』。『ダークソウル』や『SEKIRO』が海外で絶賛されているフロム・ソフトウェアと、最終回を迎え、世界的に社会現象となったドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作者ジョージ・R.R.マーティンがタッグを組んだ大作。ダークファンタジー好きにはたまらないコラボで、海外だけでなく日本でも大ヒットなるか注目です。

サブスクはゲーム業界をも呑み込むか?

 サブスクリプションサービス(定額課金制)とクラウドゲームサービスも、今年のE3を賑わせたトピックスでした。特にサブスクリプションサービスは、『アサシンクリード』でおなじみのUbisoftが月額14.99ドルの「UPLAY+」を発表するなど(※日本でのサービス展開は未定)、メーカーも具体的に動き出しています。  今年はすでにグーグルの「Stadia」、Appleの「Apple Arcade」もアナウンスされていて、今後は音楽やドラマ&映画と同じようにゲームも月額料金制でプレイする時代がやってくるかもしれません。サブスク革命がゲーム業界の構図を変えるのか。今年の秋以降、新しい戦いが始まりそうです。
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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