更新日:2019年07月07日 09:55
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大当たり直撃、永久連チャン……サラリーマンでもできた平成のパチンコ攻略史を振り返る

<平成ギャンブル名勝負第5回・パチンコ編1>  昭和からパチンコ・パチスロ打ち始めた筆者、キムラモーンのホール通いもいつの間にか35年ほどの年月が経ってしまいました。その内の25年くらいはパチンコ・パチスロ関連の駄文を書き散らかす仕事にありつき、なんとか糊口を凌げたのは幸いなこと。基本的にパチンコ・パチスロは負けるものであり、生業がなければここまで打ち続けられませんでしたから。  とはいえ、パチンコ・パチスロにはプロという存在がいるのも事実。稼げる方法はいろいろありますが、今なおパチンコでは回る台、パチスロだと高設定台といった期待値がプラスになる台をひたすら追いかけるというのが基本。さらに狙い台を占有したりヒキの良し悪しを均すため複数名で立ち回るのが効率的とされていますが、いろいろとトラブルも多いようですね。

攻略プロが存在した昭和から平成前半のパチプロ事情

回転体のタイミングを狙って打ち出すことで永久連チャンさせるなど、素人でもその気になれば攻略できてしまう台が数多く登場しファンを熱狂させた。写真は連チャン権利物のスカイキッズ。デジタルが停止するタイミングと回転体のタイミングを合わせることで、永久連チャンも可能だった。その手順は至って簡単で誰でもデキてしまった。

 話はちょっと脱線しましたが、期待値を追いかけるのは勝つための王道であるのは間違いありません。しかし昭和や平成時代には、大当りを意図的に狙う攻略プロという言葉も確かにありました。筆者がパチンコを始めた頃、昭和時代のデジパチにはデジタルを任意のタイミングで止めるボタンが搭載されていて、特定の出目が出た時に特定のタイミングで押すと大当りしちゃう、なんてこともあったりしたものです。  ホールが対策としてボタンの配線を切ったたりしたため、まだ使える設置ホールを探して遠征してみたりしたのもイイ思い出です。結果、そのホールの常連や同じ目的の連中と揉めるなんてこともしばしば……。
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大当たりを直撃させ、永久に連チャンさせる攻略法も
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ライターとして25年のキャリアを持つパチンコ大好きライター。攻略誌だけでなく、業界紙や新聞、一般誌など幅広い分野で活躍する。

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