ニュース

「NHKから国民を守る党」の国政進出でNHKバッシングが始まるか

「東横イン」への受信料支払い命令判決が確定

 N国が参院選で1議席獲得した勢いに加え、24日には奇しくも、長らくNHKと争っていた東横インに対して受信料19億3500万円の支払いを命じる最高裁判決が出された。空室で稼働していない客室のすべてに受信料を課すことができるというNHKの主張が全面的に認められたことで、ネットを中心に“反NHK”の機運が一気に盛り上がってきたのだ。掛谷氏が続ける。 「5月に放送法が改正され、NHKは放送だけでなく通信も可能になり、早晩、番組がネット配信されることになります。これに合わせて現在、総務省がパブリックコメントを募集しているが、すでにネット上ではこれを阻止しようとする動きが大きくなっている。  というのも、NHKが、テレビを持っていない若者層をターゲットにして、スマホはもちろん、ネットに接続できるすべての人から受信料を徴収しようとしているのが透けて見えるからです。ネットに接続できる人とは、ほぼ全国民が対象ということにほかなりません」

丸山穂高衆院議員の入党、渡辺喜美参院議員との共闘



 立花代表も早々に動き始めた。25日には、北方領土を巡る「戦争発言」で日本維新の党を除名された無所属の丸山穂高衆院議員に入党を要請。これに対し、丸山議員は自身のツイッターに「NHKに不満よな。丸山、動きます」と投稿。29日になって、N国入りを了承した。  立花代表は丸山衆院議員のほかにも、先ごろ、秘書に対する暴力やパワハラ発言で所属する自民党から重い処分を受ける見通しの石崎徹衆院議員ら11人の国会議員にも声をかけている。30日には、「みんなの党」を旗揚げしたものの、いわゆる「8億円借入問題」で代表を辞任し、現在は無所属となっている渡辺喜美参議院議員とも会談を予定しており、新たな会派の結成も含めて共闘する見通しだ。畠山氏が話す。 「すでにN国は2%以上の支持を得たことで国政政党としての要件を満たしてるが、テレビに出演するには、慣例的に5人以上の国会議員を獲得する必要があり、立花代表が丸山議員に秋波を送っていたのはそのためです。立花代表が当選した直後、私がNHKの『日曜討論』で『NHKをぶっ壊す!』と叫ぶつもりか? と問うと、そのときは『場の空気を呼んで判断する』と話していました。  本人曰く『今後はスクランブル化実現のために真面目にやっていく』そうだが、N国が1議席を獲得したことをきっかけに“反NHK”という世論が異様な盛り上がりを見せていることからもわかるように、与野党問わずほかの既存政党もN国人気にあやかろうと同調する可能性は十分ある。いずれの政党も、スクランブル化を政策に採り入れるハードルはそう高くないですから……」  バッシングの声が今以上に高まったら、NHKはどう対抗していくのか。 取材・文/週刊SPA!編集部 ※週刊SPA!7月30日発売号「今週の顔」より
1
2
週刊SPA!8/6号(7/30発売)

表紙の人/ TIF選抜

電子雑誌版も発売中!
詳細・購入はこちらから
※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める!
Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事