小林容疑者の擁護は地元のワルなら当然
マスコミの取材に対して小林誠容疑者を地元の関係者が擁護したのも当然と高橋さんは言う。
「逃走したといっても、せいぜい10年で出てくる。そう思えば、ヘタなこと言えませんよ。みんな、多かれ少なかれ、小林との犯罪に関わってただろうから。
ヤンキー部に入ってると、おっさんになった今でも呼び出しがあるんですよ。いきなり電話がかかってきて、飲み会やるから、どこそこに来い、と。行かんとぶん殴られる。行ってもぶん殴られる。外の人間にええかっこしようと、下のもんを殴ったりするんですよ、いまだに。
(訴えないのか?と聞くと)無理無理。結局、そういう組つながりの連中って、生コンや砂利、あとは産廃なんかのうまみのある仕事を持っとるから、僕みたいにトラックの運ちゃんやと、その仕事回してもらえるのが大きいんですよ。それもわかっとるから、僕みたいのがカモにされるわけですよ」
高橋さんは最後に、小林誠関連のニュースで小林容疑者を褒めそやす地元の仲間たちを「アレらは、悲しいかな僕と一緒なんですわ」と言った。
▼高橋さんのワル川柳『学校を やめても続く ヤンキー部』
<取材・文/週刊SPA!編集部>