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「ビルゲイツのような金持ちになりたい」では願いは叶わない

「叶えばいいな」では願望は叶わない。叶えるという本気が必要だ。「変わればいいな」では人生は変わらない。変えるという本気が必要だ。そして、本気とは継続的な行動のことだ。継続的な行動が現実になるまで、願望修正を繰り返してみてほしい。そうすれば、「いくら願っても叶わない」という苦しみから抜け出すことができるだろう。  願望修正は「実はビルゲイツのような大金持ちになりたいわけではなかった」といったスケール感を小さくするものとは限らない。野望とも呼べるようなスケールの大きい願望でも、自分がそのために行動できていれば問題ない。無理のある願望なら、いずれ修正すべき時期が来るだろう。まずは行動できるような願望を持とう。  願望の先には他人がいる。「商品やサービスが売れてほしい」という願望は、その商品やサービスを買いたいという人がいるからこそ実現する。それがただ願うだけで勝手に売れるようになると考えるのは浅はかだ。商品やサービスが売れて欲しいなら、その商品やサービスを改良する必要がある。その方が自分のためにも相手のためにもなる。精神論が過度になると、こうした努力を怠る怠惰に繋がりかねない。  また、「こんなのは自分の望みじゃない」と感じるまで変えてしまったら元も子もない。願望修正に決まった正解はなく、自分だけのさじ加減が存在する。その微調整を繰り返すことに楽しみを感じられるのなら、あなたは自己啓発に向いているだろう。ぜひチャレンジしてみてほしい。 佐々木
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

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