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『ワンピース』で雑用係だったコビーはなぜ海軍将校になれたのか?

いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるメモ」とは何か? そのヒントをつづる連載第142回 海賊 少年マンガ『ワンピース』は、主人公のルフィが海賊王を目指して、仲間と冒険を繰り広げる人気作品だ。テレビアニメ化や映画化もされているので、マンガに興味がなくても見たことがある人は多いだろう。 『ワンピース』には、コビーというキャラクターがいる。彼は第1巻から登場し、「僕は海軍将校になる男です」と宣言した通りに、連載が進むにつれて雑用から曹長、そして大佐まで昇進していく。  彼は海軍入りを志願した時に、「海賊のスパイなのではないか」と海兵に疑われてしまう。その疑いを黙らせるために言い放つのが、「僕は海軍将校になる男です」という言葉だ。この言葉は、「おれはさ 海賊王になるんだ」というルフィの言葉に影響を受けている。  コビーはルフィと出会うまで、「金棒のアルビダ」という女海賊の下で雑用をさせられていた。「海軍に入ってえらくなって悪いやつを取り締まる」という夢を持っていたが、自分には勇気がなく、一生雑用の運命なのだと諦めていた。  しかし、そんなコビーの前にルフィが現れる。ルフィは樽に入って海を漂流していて、たまたまアルビダが休息地にしていた島に漂着した。自分にもそんな度胸があればとうらやむコビーに、ルフィは「海賊王になる」という目標と、「おれがなるって決めたんだから、その為に戦って死ぬんなら別にいい」という考えを話す。  このルフィの行動と言葉に心を揺さぶられて、コビーはアルビダに反抗する。アルビダに「一番イカついクソばばあですっ!!!!」と啖呵を切り、力で勝る彼女に殺されそうになっても、「くいはない!! くいはない!! 僕は言ったんだ!! 戦った!! 夢の為に!! 戦ったんだ!!」と胸中で叫び続けていた。
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シャンクスからルフィ、そしてコビーへ
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