昭和40年代のおもちゃが転がる実家に帰省。都会育ちの妻はドン引きして…
―[特集「年末年始」]―
年末年始になると、テレビなどでは帰省の交通渋滞などを知らせるニュースで賑わう。「もう何年も実家に帰っていないな…」という人でも、子どもが生まれるとそういう訳にもいかないらしい。
特に実家が遠方にある場合は、長期休暇のタイミングで帰省するしかない。孫の顔を見せて喜ぶ親の顔が見たい。その一心で帰省を決意した後藤隆一さん(仮名・42歳)。しかし、いざ帰ってみると、地元の古いしきたりに縛られている実家が息苦しかったという。
昭和45年購入のお古のおもちゃでもてなし
「妻の実家はマンションだったので、家具などは最小限にして、数年単位で買い替えたり、いらなくなったら捨てる生活をしていたそうなんです。それなのに、母は待ちかねていたとばかりに、僕や8歳上の兄が子どもの頃に遊んでいたというおきあがりこぼしや、木製の電車のおもちゃなどを用意して待っていたんです。
うちの母はとにかく、物を取っておく性格で、庭には物置もありました。母は、物に買った日を書く癖があり、おきあがりこぼしには『昭和45年購入、〇ちゃん用』と兄の名前が記入してありました。母は汚いのも気にせず『ほら、遊びなさいよ』と、娘におもちゃを差し出すんです。横で、妻の顔色がどんどん、曇っていくのがわかりましたね…」
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出版社やWeb媒体の編集者を経て、フリーライターに。趣味はプロレス観戦。ライブハウスに通い続けて四半世紀以上。家族で音楽フェスに行くのが幸せ。X(旧Twitter):@rizeneration
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