年末年始「#帰省ブルー」に陥る妻たち。姑からの嫌がらせ、価値観の違いも…
―[特集「年末年始」]―
今年の年末年始は9連休ということもあり、普段はなかなか帰ることができない実家へ家族で帰省するという方も多いだろう。しかし、その場所が「夫の実家」となると妻たちにとっては複雑だ。「夫の実家」は時に戦場ともなる。
Twitter上では「#帰省ブルー」のハッシュタグで嘆きの投稿をする人たちが多数見られる。そこで、今回は「年末年始に帰省するのが憂鬱だ」と話す妻たちのエピソードをいくつか紹介したい。
姑から嫌がらせ…その原因はまさかの?
専業主婦のこめこさん(@kome88wo)は「義実家帰省、旦那は何も家事せずリラックスしてダラダラ過ごせるが嫁はそうはいかない。義母と緊張して上手く話せず後に『もっとコミュニケーションとって』と言われ。早朝出勤時の見送りと夕方お出迎えがないと非常識だと言われる…誰がそんなところに進んで行こうと思えるの???」と投稿し、帰省する憂鬱さを露わにした。 そこで、詳しい話を聞いてみれば、結婚して何度目かに夫の実家に帰省した際、まだ義母と話すのに慣れていなかったこめこさんに対し、姑が不満を抱いていたことから確執が始まったと話す。 「姑は化粧品会社で現役で働いているのですが、私たちが帰省している年末年始も関係なく出勤していました。その出勤、帰宅時に玄関でお見送りとお迎えを私にして欲しかったらしく……私はそういう常識がなかったものですから、お見送り&お出迎えをしていなかったんです。 そしたら帰省後、『私は働いているからたくさんのコミュニティに属しているし、コミュニケーション能力も高いの。こめこさんは私に合わせてちゃんとコミュニケーション取ってちょうだい。泊まっているなら私が家を出る際には行ってらっしゃいと見送り、帰ってきた時にはおかえりなさい、お疲れ様でしたと出迎えるのが常識でしょ? そういうあたりから私と合わないわよね』と言われました。化粧品関係の仕事をしているからか美意識高いのはいいのですが、お出迎えを強要してくるのは違いますよね……」(こめこさん、以下同) かなりハッキリとモノを言うタイプのお姑さんのようだが、さすがに前時代的な要求にも感じる。また、「お出迎えをしてほしい」と言ったわけでもなく“察しろ”というのも無理がある。さらにそのハッキリとモノを言う性格はこめこさんを苦しめる。 「去年の夏のお盆に帰省した際の話ですが、当時少し太ってしまっていて、自分でもこの体重はヤバいかな、とは思っていたのですが。案の定、姑に『顔パンパンじゃない!』」と言われました……わかっていてもそこまでハッキリ言われると傷つきますよね。今回も言われるのではないかと思うと帰省したくないです」 そこまで来ると、悪意をもって言っているのではと勘繰りたくなるが、こめこさんはその理由にうすうす感づいていた。 「半分悪意、半分無意識に言っているのではないでしょうか。実は結婚の挨拶の時に『息子は1人だから(あなたのような人には渡したくない)』と私と結婚することに対して良く思っていないような雰囲気があり、結婚が決まるまで割とゴタゴタしたので……」 こめこさんにはどうか嫌がらせに負けないでほしい……せめて夫さんにはこの辛さを理解してもらい、かばってもらうなどできないだろうかと勝手ながら願ってしまった。こめこさんのように、悪意を持って攻撃されるのは非常につらいだろう。しかし、悪意がなければ平和かといえばそういうわけでもない。義実家帰省、旦那は何も家事せずリラックスしてダラダラ過ごせるが嫁はそうはいかない。
— こめこ (@kome88wo) December 17, 2019
義母と緊張して上手く話せず後に「もっとコミュニケーションとって」と言われ。早朝出勤時の見送りと夕方お出迎えがないと非常識だと言われる…
誰がそんなところに進んで行こうと思えるの???#帰省ブルー
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インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。X(旧Twitter):@KA_HO_MA
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