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懐かしい!Nintendo Switchで遊ぶファミコンの裏技

ゲームコラムニスト・卯月鮎

卯月鮎

『あつまれ どうぶつの森』の大ヒットで、新たにNintendo Switch Onlineに加入したという人も多いと思います。Nintendo Switch Onlineに加入すると、ファミコンとスーパーファミコンのタイトルが無料で遊べるのもうれしいですね。  ファミコンといえばお約束なのが裏技。というわけで今回のコラムはNintendo Switchで遊べるファミコンのなかで、特に裏技が印象に残っているゲーム6本をピックアップ! 無敵技や隠し面などあっと驚くものばかり。裏技を駆使して童心に返ってクリアしてみて下さい! もちろん、ウソ技(ウソテク)はありませんよ。

アトランチスの謎

『アトランチスの謎』は全100面の横スクロールアクション。入っただけでゲームオーバーになる面など理不尽な要素が多く「バカゲー」とも言われましたが、独自のつながりを持つ面を探索していく面白さから一部のファンにはいまだに熱い支持を受けています。

全100面を冒険する『アトランチスの謎』

●『アトランチスの謎』の裏技その1 無敵 タイトル画面でコントローラ1のBボタンを33回押し、コントローラ1のセレクトボタンと上、コントローラ2のA・Bボタンと下を押しながらスタート。 ●『アトランチスの謎』の裏技その2 残機が減らない タイトル画面でコントローラ1のBボタンを22回、コントローラ2のAボタンを11回押してスタート。  下の技のほうがNintendo Switchでコマンドを入れやすいかも。残機が減らないなんて夢のような裏技でしたが、Nintendo Switchのファミコンにはいつでもセーブや巻き戻し機能があるため、インパクトは薄れてしまいました。

ゼルダの伝説

『ゼルダの伝説』はディスクシステムと同時発売されたアクションアドベンチャー。ディスクの大容量を活かした当時としては広大なフィールドと手強い謎解きはインパクト抜群でした。「ミンナニ ナイショダヨ」は名ゼリフ。

シリーズの原点である初代『ゼルダの伝説』

●『ゼルダの伝説』の裏技「裏ゼルダ」 一番最初の名前入力画面で「ZELDA」と入力。  ゲームクリア後に登場する高難度の通称「裏ゼルダ」。実は名前の入力だけで最初から遊べます。マップの構成が「表」とは異なり、新たな仕掛けも登場します。

グラディウス

 アーケード発の横スクロールシューティング。自機のビックバイパーを操って、カプセルでパワーアップしつつステージを進んでいきます。パワーアップはレーザーやオプションなど6種類あり、自由に選べるので性格が出るのも面白いところ。

コナミコマンドは『グラディウス』以外のタイトルにも受け継がれた

●『グラディウス』の裏技「コナミコマンド」 ポーズをしたあと「上上下下左右左右BA」とコマンドを入れると、ミサイル、オプション×2、バリアが装備された状態に!  有名なコナミコマンドはファミコン版『グラディウス』が初出とされています。かつてのファミっ子は今でも呪文のように暗記しているはずです(笑)。
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あの『マリオ2』にワールド9があった!?
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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