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マッチング、アダルト…妻や恋人にバレたくないiPhoneアプリを勝手に起動させない方法

 イマドキ、スマホには当然パスコードをかけていると思うが、それでも中身を見られてしまうケースはある。  例えば、地図や写真を表示して妻に見せたら、どれどれちょっと貸してと端末を取られてしまうケースや、パスコードを盗み見た恋人が夜にロックを解除して中身を見てしまう可能性も考えられる。
寝ている夫の指でiPhoneの指紋認証を解除

寝ている夫の指でiPhoneの指紋認証を解除。怖すぎる!

 Androidにはアプリを個別にロックするアプリが公開されているが、iOSアプリには同様のものがない。他のアプリの動作をコントロールすることが許されていないためだ。  見られたくないアプリがある場合、第三者でも起動できる状況というのは落ち着かないだろう。そこで今回は、“可能な限り”第三者がiPhoneのアプリを起動できないようにする方法を紹介しよう。

iPhoneのアプリを個別にロックするには……

 まずは、アプリそのものがパスコード機能を搭載していることがあるのでチェックしてみる。情報漏洩がニュース沙汰になることも多い「LINE」だが、実はアプリ起動時にパスコードを求めることができる。
iPhone

LINEの設定画面から「プライバシー管理」を開き、「パスコードロック」をオンにする

iPhone

次回起動時から、パスコードもしくはFace IDでの認証が必要になる

「メール」や「Safari」「Wallet」のような標準アプリであれば、「スクリーンタイム」で隠すことができる。「設定」から「スクリーンタイム」を開き、「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ。「許可されたApp」を開き、一覧から隠したいアプリをオフにすればいい。アイコンが消え、Siriからも起動できなくなる。  利用する際は、同じように「許可されたApp」の一覧からオンにすればいい。その際は設定したパスコードが必要になる。  ただし、アプリの位置をカスタマイズしていると、この機能でアプリをオンオフすると、場所がリセットされてしまうことがあるので覚えておこう。
iPhone

「スクリーンタイム」を開き、「コンテンツとプライバシーの制限」をタップする

iPhone

勝手に使われたくないアプリをオフにする

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ロック非対応のアプリはこの技で!
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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる

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