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臨床医から研究医になったiPS細胞の山中教授に学ぶ転職

転職で大切なこと

 転職で大切なのは、自分の価値観と職場の価値観が同じ会社を選ぶことです。自分が営業畑なのに、技術畑ばかりの会社に入ると苦労します。同様に自分が技術畑なのに、営業畑ばかりの会社に入るとやはり苦労します。自分が良かれと思ってやることが、「なんでそんなことをしているんだ!」とことごとく裏目に出るからです。  転職する前から、会社の中身を完璧に把握するのは難しいかもしれません。しかしネットや雑誌にある社長の言葉や、社員のインタビューなどを調べれば、どんな社風なのかをある程度知ることができます。こうした下調べをしておくと、ただ給料や休日数といった労働条件だけで選ぶよりも、後悔する可能性を減らせます。  自分の評価が不当に低いと感じているのなら、自分が良いと思うことと、会社や職場が良いと思うことが、ズレていないかを確認しましょう。山中教授のように低評価ではなく高評価を与えてくれる場所に身を置く方が、自分のためにも周囲のためにも社会のためにもなります。 佐々木
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

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人はなぜ続けることができないのか? 続けるには「信念」が必要だ!

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