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嫌々働いていたキャバクラ嬢が「続けよう」と前向きになったきっかけ

いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるメモ」とは何か? そのヒントをつづる連載第224回
キャバ嬢

※写真はイメージです

「エンリケ」の愛称で知られる小川えりという元キャバクラ嬢がいます。彼女は東海地区で指名数、来客数ナンバーワンを8年間キープし、バースデーイベントでは2日間で1億円を売り上げました。  彼女がキャバクラで働き始めたのは、学生時代の先輩に「休みたいから代わりに行って」と頼まれて仕方なくでした。お酒の種類も作り方もわからず、「最初はイヤでイヤでたまらなかった」と言います。  彼女はなぜ嫌でたまらなかった仕事を辞めることなく続けたのか。人は誰かに心を揺さぶられた時に、決断や行動ができるようになります。それが人物の影響です。彼女が影響を受けたのは、初めて指名をもらった時のお客さんです。  指名を受けた彼女が「学生時代にいじめられていた」という話をしたところ、そのお客さんは親身になって話を聞き、「頑張って」と励ましました。次に彼女が聞き役に回って質問していくと、相手と会話のキャッチボールができていました。この時、彼女は「この世界、けっこう楽しいかも」と感じ、「もうちょっとやってみよう」と考えるようになりました。  決断や行動について、私たちは理屈で考えがちです。しかし、いくら理屈で答えを出しても、「そうすべきだ」「そうしなければ」と思うだけで、なかなか行動に踏み出せません。
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自分は他者との交わりで生きている
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