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ギャンブラーの“後輩力”は借金の借入枠と同じ必須スキル

―[負け犬の遠吠え]―
ギャンブル狂で無職。なのに、借金総額は500万円以上。 それでも働きたくない。働かずに得たカネで、借金を全部返したい……。 「マニラのカジノで破滅」したnoteで有名になったTwitter上の有名人「犬」が、夢が終わった後も続いてしまう人生のなかで、力なく吠え続ける当連載は24回。  今回は、夢を語る人間の必須スキルである、誰からも可愛がられる後輩力についてです。
犬のTwitterプロフィール

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地球上には3つの力が存在している

 地球上には大きく3つの力が存在しているという。  質量の大きなものが周りに及ぼす重力。  電気力と磁力、その組み合わせで生まれる電磁気力。  周囲に可愛がってもらい、得をするためのファンデルワールス力。直訳すると後輩力。
後輩力

写真はイメージです(AdobeStock)

 ギャンブルが好きだったり、趣味が収入を超えてしまうような、現代社会の器じゃ収まりきらない人間にとって後輩力とは借金の借入枠と同じくらい大切なものである。  後輩力があると何が良いか。それは仕事がすぐに見つかったり、食費がかからなかったり、本来5年後にようやく行ける場所に行けたり、むしろ良いことしかない。悪いことといえば少しだけプライドの線を自分の側に下げなければならないことくらいだ。  貧乏な人でもそうでない人でも、例えば起業から資本主義レースを戦い抜きたいようなゴリゴリに瞳孔が開いている若者でも、この後輩力が「必要ない」なんてことはない。もしかすると一生懸命作品を作ったり、資格の勉強をしたりするよりも圧倒的な後輩力さえあれば解決する問題や叶ってしまう夢もあるだろう。良いものを持っているのにもったいない、なんて言われるのもひとえにやり方が悪いだけだ。

世間はカネがある後輩を必要としていない

 僕は基本的に金がないので、全ての人の後輩になろうとする。年配の人はもちろん、同世代に対しても何となくこっちが可愛がられて面倒をみてもらうように、そして歳下が相手でも「先輩だけどダメなんだよなこの人」と思われ、最終的に実質僕が後輩であるかのような錯覚を起こしてもらう。この「ダメ」に関しては、僕はかなり才能があったみたいで、意識しなくてもダメでいることができる。むしろダメ以外の何にもなれない。この分野においては天才と言えるだろう。  金がない、は後輩力としてはかなり重宝されるところで、一般的に金がある後輩を世間はあまり必要としない。ウザいからだ。後輩たるもの財布にはボロボロの1,000円札と要領の悪さがうかがえる大量のレシート、なぜか持ってて安心する健康保険証があればそれで良い。その日いくら使うかもよく考えていない思慮の浅さは、思わず指摘したくなる。人は指摘をすることで「面倒を見てやった」と思うし、その蓄積が最終的な関係性を築く。金はどんどん捨てていこう。金を持ってて良いことはない。  嘘でも夢や目標を持とう。照れ臭く話そう。後輩を応援するのは先輩の醍醐味の一つだ。本気でやってるわけではないみたいなスタンスもあると良いかもしれない。常日頃からアツい気持ちばかりぶつけるのはダメだ。後輩たるもの両の足は無事じゃない方がいい。 「今走ってる途中なんです!」  と爆走している若者に近づいてくる人間は必ず見返りになるメリットを想定している。走らなくなった時に離れてしまうだろう。エンジンを点けてもらってこそ同じ列車に乗ってくれる。先輩みんなが育てた自分、を意識して欲しい。
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借りるのは賭場で大金だけ
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