カーライフ

160万円かけて27年落ち20万km超えのインプレッサを復活させた理由

オートクラブ

どん底だった自分を救ってくれたインプレッサ

マリオ:実は、購入した当初は、どんどん高性能化するインプレッサやレガシィの最新型に、次々と乗り換える願望を抱いておりました。 永福:なんと! マリオ:しかし、ローンが組めないカラダになっている現実を自覚してからは、「もしこのクルマを手放したら、その後はゴミのような激安中古の軽ぐらいしか乗れない」という危機感を抱き、クルマ好きとして、何としてもこれだけは死守せねばという覚悟が湧いたのであります! オートクラブ永福:お前も本当は何十台も乗り継ぎたかったのだな。 マリオ:20代の自分は、仕事もプライベートも年々状況が悪化するばかりで、その夢は早々に絶たれました。一方でインプレッサは、自分の購入後にどんどん名声を高めたのであります! 無能で、かつ人生で一度も勝った経験のない自分にとって、WRCでチャンピオンとなった愛車のインプレッサは、自分とは真逆の光り輝く存在となり、どん底だった自分をどれほど救ってくれたか計り知れません! 永福:だからこその3度目の復活なのだな。

もう一度このクルマとの蜜月の日々を取り戻したい

マリオ:実は、自動車メディアで働けるようになってからは、いろいろな思いが満たされ、インプレッサに対しては、「長年の思い入れもあるし、一応所有し続けておくか」程度の気持ちしか抱いていておりませんでした。 永福:な、なんと! マリオ:しかし、年のせいでしょうか。ここ2~3年、自分のインプレッサへの思いが、なんとも形容しがたい愛おしさに変わりました。たまに運転席に座ると、若くてつらかったころの感情が溢れ出すようになり、もう一度このクルマとの蜜月の日々を取り戻したいと強く思うようになったのであります! 永福:鮭は川へ戻るのだな。 オートクラブオートクラブ
次のページ
思い切って全塗装
1
2
3
おすすめ記事