カーライフ

NSX生産終了は生まれ変わった新型コルベットのせい? 勝手にスーパーカー考察

見た目が田舎のフェラーリ?

オートクラブ

クーペ、コンバーチブル、いずれも最高出力502馬力の6.2リッターV8 OHVエンジンを搭載

担当K:永福さん、新型コルベット、どうです? 永福:見た目が田舎のフェラーリみたいになっちゃったのはすごく残念だけど、乗ると最高なんだよね……。とにかく「ドロドロドロ!」って吼えるV8のOHVエンジンがスバラシイ! 今新車で買えるスーパーカーのなかで、エンジンの気持ちよさなら一番だよ!

なんでミッドシップに?

担当K:乗り心地はいいし、アクセルをグッと踏み込んでも怖いと感じるほどは加速しないので、僕みたいなスーパーカーを買えないボンクラでさえも、いろんな意味でコスパがいいと思いました。でも、なんでミッドシップにしたんですかねえ。パっと見はフェラーリみたいだけど、テールランプとかにやりすぎ感が散見されるし、見れば見るほど、由緒あるコルベット感がなくなってるなあと思うんですが……。 永福:それについちゃ同感だけど、GMは昔からコルベットをミッドシップにしたかったんだって。それはもう、ホンダがNSXを作ったのと同じで、ミッドシップこそスポーツカーの究極の姿だから、それを作るのがクルマ好きの夢なんだよ! 担当K:でもこれ、誰が買うんでしょう。ミッドシップのコルベットなんて、欲しがる人いるんですか? 永福:それがいっぱいいるんだよ! アメリカに! 担当K:そっ、そうなんですか!?
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NSX生産終了の原因に?
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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