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新橋の路地裏で味わう極上の鮨と天ぷら、超マニアックなナチュラルイタリアワインは下北沢で堪能

下北沢の「大人の店」でイタリアワインを堪能

Fegato-Forte

カウンターでは店主の羽賀さんを独り占めしてワイン談義に花を咲かせたい

 ワインは全然詳しくないけれど、ワインの説明をしてもらうのは好き……って方、実は意外と多いんじゃないかな。かくいう私もその一人。下北沢にある「Fegato Forte」は、イタリアのナチュラルワイン、それもヴィンテージのワインをグラスで気軽に楽しめるワインバー。  ナチュラルワイン好きが聞いたら、垂涎もののワインが常時30種類ほどそろっている。でも、それ以上に魅力的なのが店主の羽賀大輔さん。
Fegato-Forte

ずらりと並んだビンテージのイタリアナチュラルワイン。マニア垂涎のラインナップだ

店主のワイン談義を聞きながら美酒と美食に酔う

Fegato-Forte

食事は上の階にあるイタリアンバール「Cuore Forte(クォーレ フォルテ)」から運ばれてくる。名物「越後もち豚のボルケッタ」にはイル・パラディソ・ディ・マンフレディのブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2012 年を合わせて

 イタリアワインの話を始めたら、立て板に水のごとし。イタリアの生産者を訪れたときの様子をまとめたアルバムを見せながら熱く語ってくれる。  とにかくワインがめちゃくちゃマニアックで、そのワインの楽しみながら、解説を羽賀さんがひたすらしてくれるのがこのお店の醍醐味。食事は一階の「Cuore Forte(クォールフォルテ)」から運ばれてくるんだけど、これもまたおいしいものばかり。  下北沢にもこんな「大人の店」があるんだなぁっ
Fegato-Forte

下北らしからぬシックな雰囲気だが、肩肘張らずにワインが楽しめる雰囲気は店主の羽賀さんあってこそ

文/ツレヅレハナコ 構成/長谷川大祐(SPA!編集部)
食と酒と旅をこよなく愛する編集者。雑誌などのメディアやTwitter、Instagramでレシピや美味しいお店を発信中。新刊『ツレヅレハナコの2素材で私つまみ』がKADOKAWAより好評発売中。他にも『女ひとりの夜つまみ』(幻冬舎)、『ツレヅレハナコの薬味づくしおつまみ帖』(PHP研究所)『ツレヅレハナコの南の島へ呑みに行こうよ!』(光文社)、『女ひとり、家を建てる』(河出書房新社)など著書多数。Twitter@turehana instagram@turehana1

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