更新日:2022年03月25日 20:40
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コロナを機に大掃除が加速した義実家。布団まで捨てて正月の帰省で凍死寸前に

切り捨てたいのは義実家との関係

 Kさんと子供たちが寝ようと寝室に行くと、そこには敷き布団とペラペラの布団が。なんと、冬の布団一式が処分されていたのである。 「さぁ布団を敷こうと押入れを開けたら、何にもないんですよ。姑が笑顔で『大きな羽毛布団がなくなって、押し入れがスッキリしたでしょ!』ですって。だんまりを決め込んで下を向く夫を睨みつけてやりました」  Kさんの義理実家は古民家の広い畳部屋。暖房もなく冬は極寒だ。結局、タオルやブランケットを集めてぐるぐると巻いて寝たが、「凍死するかと思った」とKさん。 「義実家がそういう態度なら、こちらからも帰省は今後願い下げ。私が今、最も切り捨てたいのは義理の家族との関係ですね(笑)」  高齢の親が暮らす実家の様子は、オンラインではなかなか見えてこない。こまめな帰省ができないこのコロナ禍において、実家や家族の様変わりに驚いた人も少なくはないのかもしれない。 取材・文/浦和ツナ子
1985年、埼玉県生まれ。編集プロダクション勤務を経て、フリーランスのライター/編集者に。プライベートでは3人の男児を育てている。趣味は家事をしながらの片手間読書、年間200冊くらいサクサク読みたいところ。
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