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2年ぶりに帰省したら実家がゴミ屋敷になっていた――仰天ニュース・トップ10

2022年、日刊SPA!で反響の大きかった記事からジャンル別にトップ10を発表。たくさんの方が驚いた「仰天ニュース」部門の第2位は、こちら!(集計期間は2022年1月~11月まで。初公開日2022年1月21日 記事は取材時の状況)  *  *  *

電話では分からなかった、実家の状況

ゴミ屋敷

写真はイメージ

 新型コロナウィルス流行開始から早2年。現在も第6波の最中ではあるが、今年の正月は久しぶりに帰省した方も多かったのではないだろうか。離れて暮らす両親や家族との対面に、さぞ喜んだことだろう。  東京で妻子と4人暮らしをしているGさん(50歳・サービス業)の実家は、滋賀県の有名温泉街にある。年明けとともに帰省し、温泉で羽をのばすのが毎年の正月の過ごし方だった。一昨年、昨年と続けて年末年始の帰省を自粛しており、今年は実に2年ぶりの実家だ。 「今年89歳になる父親がひとり暮らしをしているのですが、去年の春、心臓が痛いと入院したんです。その時は、『もう生きた父親には会えないのかもしれない』と腹をくくりました」  その後、父親は無事に退院。以降、電話で日々元気な声は聞いていたのだが、ようやく顔を見られると、家族みんなで楽しみにしていた。

部屋中ゴミだらけ、すわゴミ屋敷に!

 Gさんの父親は、高級温泉旅館の料理長も務めていたことがあり、自炊は得意。妻に先立たれてからも長く、「これまで高齢父のひとり暮らしに、なんら心配はなかった」とGさんは話す。 「実家の玄関を開けたら、テレビでしか見たことがない、トンデモないゴミ屋敷の風景が広がっていたんです。そこら中に散らばるゴミ山の奥からのっそり出てきた父をみて愕然としました。まるでゴミ屋敷の仙人だったんです」  聞けば、月に一度頼んでいたハウスクリーニングサービスをコロナでやめてしまっていたとか。入院していた去年の春からというから、一年弱、掃除とゴミ捨てをしてなかったということになる。
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のんびり過ごすはずの新年が一変
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1985年、埼玉県生まれ。編集プロダクション勤務を経て、フリーランスのライター/編集者に。プライベートでは3人の男児を育てている。趣味は家事をしながらの片手間読書、年間200冊くらいサクサク読みたいところ。

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