常に不安定な「皇位継承の伝統」をいかに守るか/倉山満
―[言論ストロングスタイル]―
誰か確認したのか? 陛下の大御心が「秋篠宮家に皇位を渡すな」だと
可能な限り易しく書いた。「本来、他人の家について語るのは失礼である」から、始まる。誰もが共有できる常識のつもりだった。ところが、これを理解できない人が多い。たとえばSNSで秋篠宮家の悪口を書きなぐっている連中。語る価値なし。
問題は、要路者(重要な地位にいる人)が流言に騙されている場合があることだ。私のような地下(ぢげ)人でも「実は陛下の大御心は……」の類の噂話は何度も聞いた。要するに、「陛下の御意志は秋篠宮家に皇位を渡したくない」だ。皇室における掟を知らない人々が、そのような噂話を信じて猛進した場合、話がこじれる。盲信した人に下手な影響力があった場合は、なおさらだ。ちなみにどの陛下なのかは、三通り聞いたことがあるが、どうでもいい。
誰か確認したのか? 陛下の大御心が「秋篠宮家に皇位を渡すな」だと。想像による推理は許されない。
時の天皇すら破ってはならない掟が皇位の男系継承である
皇室史家。憲政史研究家。1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『噓だらけの日本近世史』が2月28日より発売
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