更新日:2024年12月22日 12:01
エンタメ

M-1グランプリ「令和ロマンは連覇ならず」「敗者復活戦は“オタク芸人”が嵐を呼ぶ」元ファイナリストが激戦を完全予想

前人未到の2連覇をかけて決勝の舞台に

令和ロマン

令和ロマン

 18時30分。ついに決勝大会の幕が上がる。当然、今年も順番は「笑神籤」で決まる。僕が毎年言い続けると決めていた言葉がある。それは「トップ出番に引かれるな!」という言葉。「トップ不利」。これは僕自身も経験したから言える言葉だった。  しかし、昨年の王者「令和ロマン」がトップバッターからの優勝を成し遂げた。「最高の舞台で最高の漫才をするだけ」。これがいちばん大事なことだと僕自身が気付かされたような気がした。そんな昨年の覇者「令和ロマン」が前人未到の2連覇をかけて決勝の舞台に帰ってきた。
ヤーレンズ

ヤーレンズ

 ライバルである昨年準優勝の「ヤーレンズ」も2年連続決勝の舞台へ舞い戻ってきた。2022年、準決勝で敗れた2組は2023年からツーマンライブを開催。ともに切磋琢磨し努力が実り、2組とも決勝の舞台へ。  最終決戦まで進み4対3で「令和ロマン」の勝利。「ヤーレンズ」は1ポイント差の準優勝。頭にあるのは「優勝」と「リベンジ」。最終決戦で「令和ロマン」に勝って王者になるという胸熱優勝は実現するのか? 

ラストイヤー2組がどんなインパクトを残すか?

トム・ブラウン

トム・ブラウン

 ラストイヤーは6年ぶり2回目の決勝進出である「トム・ブラウン」と遂に決勝に駒を進めた双子漫才コンビ「ダイタク」。  6年前、独特な漫才スタイルで衝撃を与えた「トム・ブラウン」は昨年の敗者復活戦でもさらなる衝撃の漫才を披露。M-1の公式youtubeで決勝進出メンバー以上の再生回数を獲得する事態に。今年はさらに進化し、舞い戻ってきた。
ダイタク

ダイタク

 審査員がどんな顔をするのか? どんな点数をつけるのか? 「ダイタク」は集大成の双子漫才をぶつけてほしい。  兄弟漫才師の中川家礼二、姉妹漫才師の海原ともこがどんなコメントを残すのか? 2組とも手をすべてをぶつけて卒業してほしい。
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優勝予想は準決勝で爆発的な笑いを掻っ攫った…
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1972年、大阪府生まれ。1992年、11期生としてNSC大阪校に入校。主な同期に「中川家」、ケンドーコバヤシ、たむらけんじ、陣内智則らがいる。NSC在学中にケンドーコバヤシと「松口VS小林」を結成。1995年に解散後、大上邦博と「ハリガネロック」を結成、「ABCお笑い新人グランプリ」など賞レースを席巻。その後も「第1回M-1グランプリ」準優勝、「第4回爆笑オンエアバトル チャンピオン大会」優勝などの実績を重ねるが、2014年にコンビを解散。著書『芸人迷子

芸人迷子

島田紳助、松本人志、千原ジュニア、中川家、ケンドーコバヤシ、ブラックマヨネーズ……笑いの傑物たちとの日々の中で出会った「面白さ」と「悲しさ」を綴った入魂の迷走録。

⇒試し読みも出来る! ユウキロック著『芸人迷子』特設サイト(http://www.fusosha.co.jp/special/geininmaigo/)

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