更新日:2024年12月22日 12:01
エンタメ

M-1グランプリ「令和ロマンは連覇ならず」「敗者復活戦は“オタク芸人”が嵐を呼ぶ」元ファイナリストが激戦を完全予想

驚異の4年連続決勝進出を遂げた「真空ジェシカ」

真空ジェシカ

真空ジェシカ

 そして、僕の優勝予想は準決勝で爆発的な笑いを掻っ攫った「真空ジェシカ」を上げたい。王者「令和ロマン」の出場であまり目立たないが、彼らは4年連続の決勝進出なのである。  移り変わりの激しい現代で4年間もクオリティを上げ続ける漫才を披露していることに驚愕する。準決勝も僕的には1位だった。「令和ロマン」と「ヤーレンズ」の萌え展開をすべて塗りつぶして「真空ジェシカ」が優勝を強奪するのではないかと予想。

2019年「ミルクボーイ」の再現も

エバース

エバース

バッテリィズ

バッテリィズ

 
ママタルト

ママタルト

ジョックロック

ジョックロック

 ここまで書いたが、今年は誰が優勝するか本当にわからない。初進出の「エバース」の考え抜かれた漫才も、「バッテリィズ」のアホな漫才も、「ママタルト」の力強いツッコミも「ジョックロック」の2段構えのツッコミも、すべてハマれば爆発します。2019年大会、初めて出会った「ミルクボーイ」の衝撃。同じ体験をするのは今年かもしれません。  とにかく7時間。見続けようぜ!! 以上、センキュー!! <文/ユウキロック 撮影/星 亘>
1972年、大阪府生まれ。1992年、11期生としてNSC大阪校に入校。主な同期に「中川家」、ケンドーコバヤシ、たむらけんじ、陣内智則らがいる。NSC在学中にケンドーコバヤシと「松口VS小林」を結成。1995年に解散後、大上邦博と「ハリガネロック」を結成、「ABCお笑い新人グランプリ」など賞レースを席巻。その後も「第1回M-1グランプリ」準優勝、「第4回爆笑オンエアバトル チャンピオン大会」優勝などの実績を重ねるが、2014年にコンビを解散。著書『芸人迷子

芸人迷子

島田紳助、松本人志、千原ジュニア、中川家、ケンドーコバヤシ、ブラックマヨネーズ……笑いの傑物たちとの日々の中で出会った「面白さ」と「悲しさ」を綴った入魂の迷走録。

⇒試し読みも出来る! ユウキロック著『芸人迷子』特設サイト(http://www.fusosha.co.jp/special/geininmaigo/)
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