ゆとり就活生のおかしなOB訪問
大学生の就職難が叫ばれるなか、今年も大学生による就活が本格化してきている。そんななか、ゆとり教育を受けて育った、現在の大学生による慇懃無礼なOB訪問にイラっときている現役サラリーマンは多い。そこで、そんな腹立たしいOB訪問被害に遭った人たちの声を集めてみた。
◆アポイント編
「10月中に会いたいとメールが来たのに、未だに音沙汰なし……もう11月になっちゃいますけど?」(36歳男性)
「メールで『お会いする日時は○月×日▲時~、1時間半程度を希望します』って送られてきた。こっちは営業回りで忙しいのに、ピンポイントで“希望”しすぎ。ゼミの教授の紹介だったんで、無碍にもできず、時間を作りましたけど」(39歳男性)
「メールの内容が長文の改行なし。おそらく携帯メールから送ってるんでしょうね……友達じゃないんだから」(27歳女性)
社会人経験がないのだから、ある程度は仕方ないが、彼らの“ゆとり時間”に困惑する人は多いようだ。
◆OB訪問当日編
「OB訪問に来た大学の後輩が、5枚ほどもある質問用紙を目の前に出してきて、これに『全部お答えてください』って……まるで、面接されている気分になった」(33歳男性)
「会社の近くの喫茶店で会ったんですが、緊張している様子だったので、優しく『何でも聞きたいこと聞いていいよ』って言ったら、『じゃあ、自己紹介からお願いします』って言われた。それは私じゃなくて、オマエがしろ!」(26歳女性)
「OB訪問の約束をしたのは一人の学生だったのに、当日喫茶店に来たのは、5人の学生。集団で押し掛けすぎだろ……しかも、お会計で財布を出すフリすらしない……社会人だから、払うのはいいけど、なぜ5人分? なぜ俺が払って当然な雰囲気?」(42歳男性)
ほかにも、「後日御礼メールがない」「親身になって相談に乗ったのに、就活の結果報告ない」など常識のない対応をとられたという声も。本当に社会人になりたいなら、まずは礼儀から学んでほしいものだ。 <取材・文/甲斐仙一>
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