舞台で「人狼」ゲームをやる「人狼TLPT」とは?
『人狼』というパーティーゲームをご存知だろうか? プレイヤーは村人側か狼側のどちらかに割り振られ、村人の中に紛れ込んだ狼を、推理して暴いていくゲームである。ここ2年ほどで各地でイベントやオフ会が多くみられるようになって、もっかちょっとしたブームになっている。
今年に入ってからは、この4月に地上波でも「人狼」の番組が進出。『人狼 ~嘘つきは誰だ?~』(フジテレビ系)、『ジンロリアン ~人狼~』(TBS系)と立て続けに放送された。
ただゲームをプレイするだけでなく、ショーとしての、“見せる『人狼』”が増え始めている中、その先駆けとして昨年秋に誕生した人狼の舞台『人狼ザ・ライブプレイングシアター』(人狼TLPT)に注目したい。“村に人の姿をした狼が紛れ込んだ”という設定で役者たちが村人を演じながら『人狼』をプレイし、毎回筋書きのないドラマをアドリブで作り上げていく舞台。小劇場の公演ながらも、昨秋の初演からすでに3回の公演を行い、リピートする固定ファンを着実に増やしている。その人気の秘密とは? プロデューサーの桜庭未那氏と、看板役者の松崎史也氏(マドック役)に直撃した。
⇒松崎氏の写真はこちらhttps://nikkan-spa.jp/?attachment_id=417667 【人狼の簡単なルール】 例えば、10人の村で、8人が村人側、2人が狼側だった場合。昼のターン、夜のターン、と繰り返していき、狼は夜のターンに村人を噛み殺す。昼のターンでは、村人が会議で1人処刑する人を多数決で決める。その際、狼は自分の正体がバレないように努める。村人の中には、予言者(夜に任意の人を占って狼か否かを知ることができる)、狩人(夜に誰か一人、狼の襲撃から守ることができる)などといった特殊能力を持っている“役職持ち”がいる。 ◆ゲームである『人狼』を舞台でやる意味 桜庭未那氏(以下、桜庭):『人狼TLPT』は、ゲームイベントでもなく、演劇でもない、まったく新しい形のエンターテインメントを目指して企画しました。単に役者がゲームイベントをやるのではなく、役者のアドリブや演技面を『人狼』というゲームで誤魔化すのでもなく。『人狼』未経験の方も楽しんでいただけて、かつ、『人狼』好きの方々ががっかりしないようなレベルの高いゲームをする、という両方に気を付けています。また、普通の舞台と違うのは、すべてアドリブで毎回ストーリーもエンディングも変わるため、公演内容のネタバレOK、公演中もTwitterで実況してもいい、という点。お客さんも一緒に観ながら誰が人狼かを考えてもらうシートも配っています 松崎(マドック役)氏(以下、マド):お客さんも一体となって狼探しをすることで、客席も村の一員、という空気感を作っています。その結果、僕だったら医師のマドック役を演じているのですが、役のキャラクターそのものを愛していただけて。マドックに会いたい、マドックを見たいからまた行く! と言って下さるリピーターさんが多いです 桜庭:アイドルのように、推しメンは○○役、という方はたくさんいらっしゃいますね(笑)。公演期間中以外も、Twitterのハッシュタグ『#人狼TLPT』が盛り上がっていて、役のイラストや小説が創作されるなど、人狼TLPTというコンテンツから派生した作品がネット上に生まれることでますます盛り上がる、といういい循環になっています。お客さんがこうして参加して下さるからこそ創り上げられるエンターテインメントなので、とてもありがたいことです <取材・文/朝井麻由美> 【後編】に続く「舞台で“見せる”『人狼』と、ゲームとしての『人狼』の違い」
⇒https://nikkan-spa.jp/418327 ●人狼TLPT 公式HP http://7th-castle.com/jinrou/ ※次回公演は4月24日~29日。前売券好評発売中! また、6月13日~16日の公演についても発表されている。詳細はHPまで ●ドイツゲームスペース@Shibuya http://game.cotori.net/ 人狼TLPTのゲームレクチャーと監修を担当するボードゲーム店
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