板東英二「僕の植毛は1本250円なんですよ!」
’12年末に約7500万円の申告漏れが発覚した後、11か月の沈黙を挟んで涙の“植毛謝罪会見”を開いた板東英二氏。解説者、司会者、俳優までこなすマルチタレントとしてお茶の間を賑わしてきた彼は、この事件をきっかけに謹慎生活を送ることに。
そんな板東氏も本格復帰を果たそうとしている。2月には『さんまのまんま』でテレビに復帰。3月には関西テレビの『たかじん胸いっぱい』にもゲスト出演した。本人は「まだ、復帰できたかどうかわかりませんが」と苦笑しているが、吉本興業入りし、心機一転、「74歳の新人」として再スタートを切った板東氏を直撃した。
「記者会見でも言ったように、申告漏れのなかで一番大きかったのは、確かに植毛なんです。それは皆さん、『ホンマかいな』と言いますよ」
映画『あ・うん』(1989年)に出演した頃に、植毛をはじめたという。その頃にすでに頭が薄かった板東氏は、両面テープで毛玉を頭部に貼り付けていたそうだ。
「けど、カメラさんはわかるんです。『板東さん、あれなんや? ビロビロしとるで』ってね。それで僕、ある一流の“植毛屋さん”に行ったんですよ。そんときは300本とか(植毛したん)だったかな」
そのときはいくらかかったのだろうか?
「1本200円でした。ただ、だんだんハゲていくわけですよ。今回、申告漏れが指摘されたのは’11年までの7年間だったんですが、その頃にはだいたい2000~3000本植えていました。それも最後の5年ぐらいは1本250円です」
3000本なら75万円になる計算だが、1回あたり「60万とか70万円」を支払っていたらしい。ただし、40日ぐらいで植え替えなくてはいけないそうで、1年で500万~600万円はかかっていたという。びっくりする金額だが、板東氏は「植毛している人は知っていると思いますけど、これでも安いほうでっせ?」と語る。なんでも1本1000円ぐらいの費用がかかる場合もあるというのだから、驚きだ。
※現在発売中の『週刊SPA!』4/15発売号の「エッジな人々」では、板東氏が赤裸々に一連の騒動、謹慎生活を語っている。ぜひ、本誌をご確認いただきたい。
<取材・文/藤原哲平 撮影/菊竹 規 再構成/週刊SPA!編集部>
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