雑学

少年受刑者が作る「マル獄」印の布雑貨がカッコイイ

函館少年刑務所

函館少年刑務所の作業製品「マル獄」印の前掛け

 10月4日に東京拘置所で行われた「第3回東京拘置所矯正展」。テープカットに登場した元AKB48の篠田麻里子や、拘置所レシピ弁当などが注目されていたが、全国の刑務所から集まった木工製品や石けん、革製品などさまざまな製品も人気となっていた。

 なかでも、大行列をつくっていたのが函館少年刑務所の受刑者が作る布製雑貨。ポシェット、ブックカバー、スマートフォンケースなどが多くの製品がそろい、綿100%の渋い染め色と、大きな丸に「獄」の文字が入ったシンボルマークが印象的だ。

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 函館少年刑務所は、明治2年開庁という長い歴史を持っており、民間企業からの作業服製作など高度な作業行程を可能にする基盤がつくられていた。シンボルの「マル獄」が登場したのは2006年。PR効果をねらって前掛けから販売されたそうだ。その後、50種類を越える製品がラインアップ。ネット通販も展開され、全国から注目を集めている。

 取材班も天然草木染料を使用「刑務所のポシェット 柿渋染め」や「刑務所のブックカバーR調 文庫判」を購入。シンボルマークだけでなく、レトロ調の裏地など、細やかなつくりに驚かされた。

 そのほかの刑務所にも個性的な人気商品が多数展示されていた。関東医療少年院は、2015年和紙製版画カレンダーを500円で販売。丁寧に彫られた東京ゲートブリッジや日本橋など東京の名所の風景は、カレンダーとしての使用後、切り取って額縁に飾るのも最適だという。テント上に掲示されていた美少女イラストも手がこんでおり、来場者の注目を集めていた。

<取材・文・撮影/林健太>




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