雑学

コスパ最強の「チェーン店・野菜メニュー」はどこだ? 吉野家、リンガーハット、大戸屋…

見た目はちゃんぽんと変わらないリンガーハットの「野菜たっぷり食べるスープ」

見た目はちゃんぽんと変わらないリンガーハットの「野菜たっぷり食べるスープ」

 糖質制限ダイエットのブームにより、チェーン飲食店の中には野菜メニューを提供するケースが増えている。

 牛丼チェーン店として有名な吉野家。今年5月から11種類の野菜を使った「ベジ丼」の提供を開始した。

 また、長崎ちゃんぽんのリンガーハットは、ちゃんぽんから麺を抜いた「野菜たっぷり食べるスープ」と名づけたメニューが好評だ。

 ほかにも、元から野菜を推している「大戸屋」や「サブウェイ」などを含め、気づけば野菜メニューが勢揃いしている近年のチェーン飲食店の業界地図。

◆コスパ最強野菜メニューはどれだ?

 こうした野菜メニューの中で、味、値段などでもっともバランスが優れている店はどこなのか。今回、取材班は5つのチェーン飲食店の野菜メニューを、4種類の評価軸でレビューした。

●モスバーガー 「菜摘」(320~390円)

アクセス★★★
営業時間★★☆
コスト★☆☆
満腹度★☆☆

 早くからマクドナルドから差別化を図るべく、健康・安全志向のメニューを出し続けてきたモス。野菜を全面的に押し出した「菜摘」はパンのかわりにレタスでパティを挟んでいる。全国チェーンなので、どこにいても野菜を摂れる長所がある一方、値段のわりに成人男性にとっての満腹度は低いとの声もある。そのため、少食で野菜中心の食事をしたい女性には向いている存在といえるだろう。

●大戸屋 「手造り豆腐のトロトロ煮定食」(798円)ほか

アクセス★★☆
営業時間★☆☆
コスト★☆☆
満腹度★★★

 どのメニューも健康的で年配の利用者も多い大戸屋。味の評判もよく、最近では地方にも多く出店してる。ネックは平均800円するメニュー価格だろう。しっかりした定食が食べられるとは言え、頻繁に利用するのは躊躇われるという人も多いかもしれない。また、早朝営業している店舗は少なく、利用はランチかディナーに限られるのもマイナスポイント。食べるメニューは決めていないが、「とりあえず健康なものを」と思い立った時に足を運ぶのがよいかもしれない。

●吉野家 「ベジ丼」(530円)

アクセス★★★
営業時間★★★
コスト★★☆
満腹度★★☆

 たとえ地方でも外食で野菜をたっぷり摂取できるようになった一点のみにおいても、吉野家の功績は大きい。だが、肝心の味については賛否両論。塩味の旨みが効いたタレに絡まる11種類の野菜が入ったベジ丼は、「八宝菜から何か重要なものを抜いたカンジ」という厳しい声も。とはいえ、どんな場所でも安価で野菜を摂れるようになった吉野家のベジ丼。かなり使い勝手のよい存在なのは間違いない。

●サブウェイ 「サンドイッチ」(300~580円)

アクセス★☆☆
営業時間★☆☆
コスト★★☆
満腹度★★☆

 ここ数年で、世界最大規模の飲食チェーン店となったサブウェイは現在国内に452店舗を展開中。その場で調理するサンドは、無料で野菜を大盛りにできることに加え、サンドのパンを抜いてサラダにすることも可能など、自由度がかなり高い。とにかく手軽に野菜を摂りたいときに便利な存在と言えるが、都市部を中心に展開しており、地方の店舗が少ないのがネック。

●リンガーハット 「野菜たっぷり食べるスープ」(640円)

アクセス★☆☆
営業時間★★☆
コスト★☆☆
満腹度★★★

 看板メニューの「長崎ちゃんぽん」から麺を抜いたこちらのメニュー。味に物足りなさを覚えると考えがちだが、セットでついてくる生姜ドレッシングと柚子こしょうドレッシングのおかげでしっかりした味わいに仕上がっている。国産野菜が480gとボリューミーなので、普通のちゃんぽんを食べた時と同様の満腹感を得られるのは評価ポイント。だが、福島や福井など店舗が存在していない県もあり、他のチェーン店に比べてまだまだ店舗数は少ない状況だ。

 どのチェーン店の野菜メニューも、状況や予算に応じて巧みに使い分けるのが有効な戦略といえよう。 <取材・文/日刊SPA!取材班>




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