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「ヤブ医者」から身を守るための5箇条

 急増する「ヤブ医者」問題。命を預かる職業である医師が起こす問題は生死に関わることも少なくない。ヤブ医者から身を守る自衛策として、医療ジャーナリストの田辺功氏は「まずは、親しい病院仲間をつくること」を薦める。 急増する[ヤブ医者]から身を守る方法5「いろいろな患者が集まる総合病院は、地域の情報が集積する場でもあります。医師は別の医師の評判を決して口にしませんが、患者は正直。口コミサイトには書かれないような、忌憚のない意見を耳にすることができるはずです」  さらに、医師・医療ジャーナリストの森田豊氏は、医師の周辺人物の観察を推奨。 「看護師は、医師の力量を間近で知る人物。直接評判を教えてくれることはありませんが、表情ややり取りを観察していると、それとなくわかるものです。また、有能な医師の元には有能な看護師が集まるので、看護師自体の手際のよさも重要ですね」  最後に、医者自身の判別に最も有効なのは、別の医師の意見を求めるために紹介状を書いてもらう「セカンド・オピニオン」を提案してみることだと森田氏は言う。 「力量に自信のない医師ほど、拒否反応を起こします。特に、絶対的な治療方針が唯一ではない医療の世界で、1つの診断結果と1つの治療方針しか示さないような医師が、ヤブ医者なのかどうかを見抜くのには効果的。怪しいと思ったらセカンド・オピニオンを提案しましょう」  診察の基本である触診をしない医師は避けて吉。触診は診察の基本でありながら、検査のようにお金にはならない。そのため、初診で触診がないようなら、その医師、医療機関を替えたほうが安全だろう。 <ヤブ医者から身を守るための5箇条> ●かかりつけ医は必須。自分の体を熟知している医師を味方につけよう ●地元での評判、口コミサイトの悪評をチェック ●触診しない医師は絶対に回避 ●断定的な診察結果をする場合は、ほかの病気の可能性を聞く ●怪しいと思ったらセカンド・オピニオンを提案。紹介状を書いてもらう 【田辺功氏】 朝日新聞社の医学・医療担当編集委員として患者の立場からの医療報道を進め、退社後はフリーの医療ジャーナリスト。ヘルスケア企業の広報コンサル会社「ココノッツ」取締役 【森田豊氏】 医師・医療ジャーナリスト。現役の医師として、診療に従事するとともに、テレビや雑誌などさまざまなメディアに出演して、病気や医療の問題について解説している 取材・文/SPA!ヤブ医者問題追及班 ― 急増する[ヤブ医者]から身を守る方法 ―
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