― ひろゆきのネット炎上観察記 ― 【Amazonオリジナル商品が、他社製品の売り上げを削減】 米国「Bloomberg」が、高品質な製品が安価に入手できることで人気を博しているプライベートブランド「Amazonベーシック」が他社商品をコピーし売り上げに影響を与えていると報道。日本のネット上では、「えげつない」「本来の値段だし正しい」など賛否両論が巻き起こっている。同ブランドではケーブル類や充電池などを展開、ランキングの上位を占めている 　世の中は、うまくいっているものを真似することで、進化していたりします。料理なんかも世界中の人が真似することで洗練されてだんだんおいしいものが増えていたりするのですね。まぁ、最初にカルボナーラを発明した人には、特にお金が入っていないので、なんだかなぁと思ったりもしますけど、こういう真似をやりすぎないよう特許とか意匠登録みたいな保護するルールがあったりします。 　ってことで、Amazonのプライベートブランドが他社の売れ筋商品を真似しているってことがネット上で話題のようです。ってのも、Amazonがオリジナルで発売したノートパソコン台のデザインが、他社製品と激似かつ安価で、同社のノートパソコン台の販売数が激減したという話があったのですね。だもんで、パクリはダメとかの意見とか、本当は安価な品を高額で販売する会社が駆逐されるので嬉しいとかの意見があるわけです。 　ここで最初の話なんですが、世の中で売れているものを真似するのって世界中でずっとやられていることなんですよね。だから、Amazonだけがやっちゃいけないというのは変だと思うわけです。Amazonの売れ筋商品のランキングは誰でも閲覧ができるわけで、売れ筋商品を真似したければ、Amazon以外でもできたりもしますし。。。もちろん、「ランキングには出てこないけど、異常に利益率が高い商品がAmazonは顧客行動の解析でわかる」とかであれば問題視するのはわかりますけど、そうでもなさそうなわけですよ。それでも、コンビニに導入されているPOSシステムと一緒で、最近は「どこで何が売れているか？」が瞬時にわかるわけで、「売れ筋の商品を展開しよう！」と考えるのは他の会社もやっている普通のことだと思うのですよ。