地元スナック嬢とご当地秘話で盛り上がる奄美大島の夜【後編】

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奄美大島の夜のお店は、ママ主導でホステスが接客するラウンジとスナック。食事とカラオケがメインで女のコはつかないレストパブと二つの形態に分かれるが、どのお店も時間無制限の飲み放題システムで安く飲める。そして特筆すべきは、働く女のコたちは地元ばかりという点だ。

「みんな若いときに島外に出るけど、出戻りが多い」「奄美の男は『ハブを捕まえりゃ(一匹3000円)食えるから仕事しない』とか怠け者が多い。だから女たちが代わりに働くの」「自立意識が高いから離婚する女は多いよ」。

 ベイスターズ選手(キャンプ地が奄美)の夜遊び事情など、はしご酒のたびに増える東洋のガラパゴス・奄美大島の実体図。自然や生態系のみならず、夜の街でも独自の進化を遂げていたようだ。

スギナミ記者の島恋当地でしか聞けない奄美美女の恋話は黒糖焼酎よりも甘い

(1)スナック「S」 2000円也

やんご歴30年というマスターが秘蔵の島焼酎を次々と出してくれる。飲み放題でこのお値段

(2)ラウンジ「T」 4000円也

「S」のマスターが紹介してくれたピアノマンのいる高級クラブ風の内装。写真は地元娘Rちゃん(24歳)との2ショット

(3)レストパブ「きばらんば〜」 2000円也

地元の常連客たちと和気あいあい。ゆうこママ(写真右から2番目)の温かさに癒される

協力/猪口貴裕 島村祐介

スギナミ 東京都生まれ。主な出没地域は中野、高田馬場の激安スナック。特技は「すぐに折れる心」
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