梅雨もコロナも長引き、鬱々と過ごしながら迎えた44歳の誕生日の夜。
旧知のライター、H君から「“大阪流”のショーが楽しめる店ができたから、誕生日のプレゼントだ!」と誘われてノコノコと向かったのが今回のお店、蒲田のショーハウス「CARNIVAL」だ。
こちらのお店、大阪で人気の某店をモチーフとして、ダンスショーを楽しみながら、フロアでは過激なコスチュームの美女を楽しむという“二刀流”が味わえる。昨年のオープン以来、あの大阪流が東京でも……と、遊び人の間で話題となっている店なのである。
ドアを開けるとそこは竜宮城だった
いらっしゃいませ~!
ドアを開けると、ズラリと並んだ過激なマイクロビキニの美女たちに出迎えられ、まずはノックアウト。そして、ステージかぶりつきの席に座ると、先ほどお出迎えしてくれたマイクロビキニ美女たちが、次々と挨拶にやってくる。男、テポドン44歳、思わず目を白黒させてしまった。
過激なダンスと水着があちこちで舞う!
フロアを歩く、というかフロアで揺れるオッパイとお尻を肴にして、ビールを飲んでいるとフロアから一人、また一人とオネエちゃんたちが消えていく。そして照明が変わりスモークがたかれてダンスショーのスタートとなった。
ポールダンスから始まり、過激なチアダンスなど、ステージだけでなくフロアにも降りて過激なポージングで盛り上がる。お気に入りのコの名前を呼ぶ客の歓声も相まって、店のボルテージが上がっていく。
そして、ショーが終わると、気に入ったダンサーをステージ上で指名して、チップを渡す「おひねりタイム」の開始だ。チップは女のコの“好きなところ”に挟めるため、どこに挟み込むかセンスが問われるのである。
ライターのH君がぼそりと呟く。うむ……。ここは飲めや歌えや、美女は舞う舞う竜宮城である。
すると先ほどチップを渡したダンサーのアンナちゃんがチップのお礼をするためにわざわざやって来た。
「私、指名でチップ頂いたの初めてだったから嬉しくって。本当にありがとう!」
そんなけなげな姿に思わずチップも倍プッシュ。こちらのお店、気に入った女のコへプレゼントは、ドリンクを奢るキャバクラなどとは違い基本的に一枚1000円のチップチケットとなっている。女のコは立ったままの接客なのだが、羽が生えたようにチップがドンドン飛んでいく。
時計を見ると24時。この原稿を編集部に戻って書かなければ……と我に返ったところで夢の世界は終了。ドアを開け、竜宮城を後にした我々は抜け殻のようになって終電に乗り込んだのであった。【蒲田ショーハウスCARNIVAL】
住:東京都大田区西蒲田7-6-3プリンス会館1F
電:03-6424-7900
営:平日19~25時・土日祝15~22時
営業時間や店休日はホームページまで
料:1万円の入場料が、現在は平日5000円、土日祝7000円のキャンペーン中。ソフトドリンク飲み放題。時間無制限で再入場OK
取材協力/ライターH君 撮影/赤松洋太
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