「え! 俺の夜っすか!」
上司から言い渡された担当ページに思わず声を上げた。新卒として週刊SPA!に配属されて1年、まさか自分が「俺の夜」担当になるとは!
「社会人になったら必ず……」と憧れていた女のコのいる店にコロナの影響でいまだ行けず、食い入るように俺の夜を読んでいた俺に対する上司からの粋な計らいだろうか。
せっかくなら、ギャンブル、酒、女のコと、あらゆる“男の嗜み”を謳歌したい……。編集部に集う百戦錬磨の先輩おじさんたちに聞いたところ、東京・赤坂に美女たちが集う“アミューズメントカジノ”なるものがあるらしい。煌びやかなカジノはデビュー戦にふさわしいはず。さっそく足を運んでみた。
日常で味わえないカジノの高揚感
赤坂のしぶといキャバクラのキャッチをすり抜け、たどり着いたのが、今回足を運んだ「Luck Raise」。地下への階段を降り薄暗い店内に入ると、露出度の高い3人のバニーガール美女がお出迎え。本格的で重厚感のあるシャンデリアやルーレットなど、まるで本場のカジノのような空間にテンションが上がる。
というフランクなノリに安心しつつ、4000ポイントのゲームチップを持ってポーカーテーブルに着席。この店は3000円から購入できるチップを元手に、好きなゲームに参加できるシステムだ。ディーラーを務めるみずきちゃんの指先から放たれたトランプが、スーッと俺の手元に吸い込まれていく。
鮮やかなトランプ捌きに感心していると、後ろからまきちゃんが俺の手札をチラリと覗き見る。
「これだったら勝負したほうがいいかも……」
耳元で囁いてくれたアドバイスに従うと、初戦で勝利を収めることができた。その後も、なんだか好調な俺は手元にどんどんチップが積み重なっていく。日常では味わえない高揚感からか、思わずハーフ系美女のまりあちゃんの胸元におひねりを挟んでしまった。 カジノ初心者でも優しく手ほどき「せっかくウチに来たなら、バカラもやってみませんか? 初心者用の講習もありますよ~」
聞けば「カジノ法案で日本にもカジノができるだろうから、一度やってみたくて」と全くの初心者の方が来店することも多いそう。
「私も、全然ルールを知らずに入りました(笑)。シンガポールのカジノに行った時、ディーラーの女性たちがカッコいいなと思って」
とみずきちゃんがニコリ。
一から丁寧な説明を受け、初のバカラに挑戦。ポーカーで稼いだチップがみるみる減っていくが、
「次は行けますよ!」というバニーガールたちの声援に、気持ちよく背中を押されてしまう。本格的な内装も相まって、カジノの世界にどんどん引き込まれていく。まりあちゃん曰く、「普通にバー営業もしているので、カジノの雰囲気を味わってみたいっていうだけの人も歓迎です」とのこと。
気がつけば手元のチップはすっからかんになっていたが、まだまだ遊び足りない。ルーレットやダーツ、ブラックジャックなど、ゲームの幅広さはまるでアミューズメントパークだ。
カジノもよし、お酒もよし、女のコもよし。「もう一勝負せずにはいられない!」と、さらにチップを購入したのは言うまでもない。
【Luck Raise】
住:東京都港区赤坂3-12-7 赤坂ソシアルビルB1F
電:03-5544-8849
営:18時~翌5時 4時30分ラストオーダー
休:年末年始※不定休あり。
キャストやイベントなど、詳細はHPまで
料:入場料男性2000円、女性1000円
撮影/ヤナガワゴーッ!
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ケンビシ 新卒2年目のゆとり世代で楽しく夜遊びを勉強中。好きなタイプは「うなじが綺麗な人」
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