仕事の合間にインスタグラムを見ていると、最近ある投稿が増えていることに気がついた。薄暗い空間で大量の煙を吐き出している女のコたち。
シーシャなんて下北沢のいけすかない男女だけが吸っているものだと思っていたが、どうやら事情は変わっているらしい。女子のトレンドを捉えるのも編集者の仕事(のはず)だ。
煙をくゆらす美女とシーシャの世界を満喫
シーシャを投稿していた後輩の女のコに「シーシャって流行ってるの?」とメッセージを送ると、「はい! 女のコの間で爆ハヤリで、みんな行ってますよ~」という返事が。これは一度行ってみたい。
「初心者でも行きやすくて、女のコが喜びそうなお店ない?」と返信をすると、2日間の既読無視の末になんとか情報を入手することができた。
送られてきた位置情報を基にやってきたのは六本木、東京ミッドタウン近くのビルだ。
「aice cafe」は今年8月にオープンしたばかりのシーシャ専門店。薄暗い店内はブルーの落ち着いた照明で、開放感のあるハイセンスな空間だ。弱冠20歳で店員兼プロデューサーを務めるエマさんが、シーシャのシステムや仕込みを初心者の俺にも優しく説明してくれる。男もハマる! シーシャの醍醐味とは
「フレーバーはオリジナルのものとフルーツ、合わせて16種類を用意しています。1番人気のフレーバーはレモンで、私のおすすめはアールグレイに花の香りを加えた紅茶かな。通常はタバコの1%くらいのニコチンが含まれていますが、ノーニコチンのものもご用意できますよ」
とりあえず1番人気だというレモンを注文。冷たくて爽やかな煙が喉を通り鼻を抜けるのが気持ちいい。薄暗い空間でソファに座りながら煙をふかすのは想像以上にリラックス効果があると感じた。流行っているのも納得できる。「煙を冷たくする『アイスホース』がよりシーシャの爽快感を増してくれます。他店ではオプションがかかることも多いですが、ウチではタダ。香りや煙の温度などいろいろ試して、自分の好みを見つけてみてください!」
未知の爽快感がもたらすリラックスタイム
聞けば聞くほどに奥深さを感じるシーシャ。20分に一回、店員さんが炭を替えにきてくれるので、自然にコミュニケーションが生まれるのも楽しい。
「最近では、デートの2軒目などで利用してくださるお客さんが多いんですよ。女のコからしても、『バーで飲もう』とか『ご飯行こう』って言われるより安心感があるし、ダイエット中でも問題ありません。シーシャなら行こうかなってなるコも多いと思います」
1軒目は盛り上がったのに、2軒目でなぜこんなことに……となってしまう男性も少なくないはず。シーシャはそれ自体が話の種にもなるし、ロマンチックな空間がムードをつくってくれること間違いなし。
これまでとはちょっと趣向を変えて、シーシャ店を選択肢の一つに入れてみるのもアリ!?
【aice cafe】
住:東京都港区六本木4-5-13 REVE六本木 2F
電:03-6447-5425
営:平日18:00~翌5:00
休:不定休
料:チャージ1000円 シーシャ3000円
※新型コロナウイルスの影響で営業時間が変更の場合あり。詳しくはインスタグラムをチェック
撮影/ヤナガワゴーッ!
-
ケンビシ 新卒2年目のゆとり世代で楽しく夜遊びを勉強中。好きなタイプは「うなじが綺麗な人」
-
ケンビシの他の記事