サブスク
サッカーワールドカップブラジル大会開幕まで2週間あまり。我が日本代表も23人のメンバーが発表され、巷のムードもグッと盛り上がってきた。渋谷の狂乱には眉を顰める俺だが、やはり気のおけない仲間、見知らぬ人と酒場でテレビ観戦し、勝利の美酒を浴びたい。
が、しかしである。開催地であるブラジルは地球の真裏（時差12時間）。試合のほとんどが日本時間の早朝に組まれており（後編を参照）、試合に勝つことよりも睡魔に負けないことが喫緊の課題ではないだろうか。第1戦こそ某組織の努力により、朝10時のキックオフとなったが、それでも飲んで騒ぐには気が引ける……。
そんな折り、前回、渋谷のスクランブル交差点で美女のナンパに勤しんでいたO氏より情報が。
尻振りダンスに試合もそっちのけ!?
左からじゅんなちゃん、惣ちゃん、かおりちゃん。
「美女と一緒に応援できるスポーツバーはいかがでしょう。夕方から翌朝までやってるんですよ」
上野駅から徒歩5分。良くも悪くもギラギラ感を感じる繁華街の仲町通りにその店はあった。エントランスをくぐると、大音量でのサッカー中継の音声。かき消すような黄色い声も聞こえてくる。
「いらっしゃいませ～」。出迎えてくれたヘソ出し美女に否応なくテンションが上がる。
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苫米地 某実話誌で裏風俗潜入記者として足掛け5年。新天地でヌキを封印。好きなタイプは人妻
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