第二十三夜 【前編】

夜遊び不毛の地?
アキバの新機軸スポットで熱く”萌える”夜


【担当記者:苫米地】

 夜遊びの達人O氏と歌舞伎町のヘルス店を詣でた折、オプションにメイドコスプレを要求していたのには驚いた俺。六本木、銀座とお洒落な夜の桃源郷をガイドしてくれた氏にしてアキバ系。”夜遊び”と”アキバ”……水と油のようなこの関係。果たしてアキバで夜遊びはできるのか? 達人も初体験の「夜のアキバ」に潜入した。

 18時。早い時間に集合した我々。家電量販店が軒を連ねる中央通りを歩く。しかし新宿や池袋の家電店とは様子が違う。家電店なのにアニメやコミックのポスターだらけ。これが”萌え”なのか。すると突然雑居ビルに消えていくO氏。

■メイドのガイドが嬉し楽し夜のアキバ

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「こんばんは~、ご主人様。本日はよろしくおねがいします!」。なんと目の前に現れたのは2人のメイド。あろうことか”夜遊びガイド”がメイドのガイドを予約していた。この2人、メイドガイドの専門店からの派遣。40分3000円~でアキバの観光スポットやオタクスポットを案内してくれ、ショッピングやカラオケにも一緒に行ってくれるのだとか。日が暮れた街に眩しいメイド。俺は美人系のAちゃんに案内をお願いする。周りの視線が気になるが、美人で気さくなAちゃんを連れて歩くのは楽しい。通りを見渡すと、ビラを持ったメイドがあちこちに。Aちゃんによると中央通りと昌平橋通りに挟まれたこの一帯には80軒ほどのメイド系の店があるそう。以前はメイド喫茶だけだったのが、最近は細分化。メイド居酒屋、メイドカジノ、メイドリフレ、幽霊メイド喫茶なんて意味が分からないものも。さらには学園系喫茶、巫女リフレやガンダムバー、ジオン軍バーなんてニッチなものも見て歩く。



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「最近ブームなのが『ライブバー』。ご主人様、覗いてみましょう」。Aちゃんに促され「D」へ。するとそこは異次元。ステージ上のメイドを囲んで男どもが独特の振り付けで踊る。メイドの歌う歌は知らないが、50人ほどの男女で一杯だ。一曲歌うとすぐに違うコが出てきて歌う。どのコも抜群に可愛くはないが、ヘルスにいればナンバーワンクラスだろう。ハズした音程が微笑ましい。歌い終わったコは客席に下り、気さくに客に話しかけている。うっすらと汗をかきつつ、お次はメイド土産店へ。ここは全店員がメイド姿。店員に売れ筋を聞く。ここでAちゃんとお別れ。楽しい時間は早い。妙に気分が高揚している俺。Aちゃんが「いつも行列が出来ていて入れない」と言っていたメイド喫茶「@」へ。






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正直期待していなかったが的確なガイドに感動。
「アキバの飲食店は揚げ物屋ばっかり」という分析には舌を巻いた



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協力/O氏(夜遊びガイド)
図版/鴨 敦子

苫米地 某実話誌で裏風俗潜入記者として足掛け5年。新天地でヌキを封印。好きなタイプは人妻
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