第四十二夜【後編】



【担当記者:テキサス】

 そんな六本木の高級店に通える彼らの飲み方は、かなり男前だ。

 ゆっくりくつろげるVIPルームで高級なウイスキーボトルを入れ、指名嬢が忙しくて席につかなくても文句ひとつ言わない。さらに「そろそろ60分経ちますかね?」なんてボーイにいちいち聞くこともなく、自動延長を気にせずお酒を嗜むのだとか。

 ハウスボトルの真露を飲みながら、指名嬢が席につかないことにイライラ。ワンセットで会計して「少ししか席についてないんだから、指名料は払わないからな!」なんてクレーマーはいない。余裕のある男が何度も通えるからこそ、超高級キャバクラは男のステータスなのである。

「この不況で顔を見なくなったお客さんも多いけど、定期的に来てくれるお客さんはけっこういますよ。やっぱり遊び馴れた方が多いですよね。お酒の飲み方がキレイだし、アフターも会員制カラオケバーとか高級そうなお店が多いかな」(ビゼの恋花ちゃん)

 プロフィールに「よく行くアフターの場所は?――歌広場」と書く庶民的なキャバ嬢のほうが安上がりでいい。しかし、いつかは高級キャバクラで余裕のある男を演じ、行きつけの会員制バーでアフターデート。

 そんな男になりたい、と思えるほど六本木の夜は魅力的なのだ。


超高級キャバクラのVIPルーム!


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club MUSERVA 六本木(クラブ・ミュゼルヴァ)
VIPルームのほかに、完全個室のロイヤルVIPルームもある。
住:東京都港区六本木3-8-18 三経41ビルB2
電:03-5771-0261 営:20:00~ラスト
¥:60分セットで1万円~、VIPチャージは5000円。
詳しくはhttp://www.club-muserva.com/まで


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club bisser 六本木(クラブ・ビゼ)
シックな大人の雰囲気が味わえるVIPルームが2種類ある。
住:東京都港区六本木3-8-15瀬里奈ビルB2
電:03-5772-8340 営:20:00~ラスト
¥:60分セットで1万円~、VIPチャージは5000円。
詳しくはhttp://club-bisser.com/まで


撮影/足達倫弘

テキサス 「女のコとの会話は最高の前戯」がモットー。趣味は年間50回ほど行くキャバクラとFX
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